宗像市は、国道495号の神湊交差点そばに立つ巨大観光看板(高さ13メートル、最大幅5メートル)を一新した。市商工観光課は「県内外の観光客に、おいしい海の幸と世界遺産登録を目指す沖ノ島をPRできる」と期待を寄せている。
表は市、宗像観光協会、鐘崎漁協などがブランド化に取り組む「玄海とらふく」「玄海活(いき)いか」「釣りあじ玄ちゃん」の愛嬌(あいきょう)たっぷりの3匹のイラスト。裏は玄界灘に浮かぶ沖ノ島の写真。いずれもインクを吹き付けてラミネート加工した。制作費135万円。
神湊交差点は、海岸ルートによる福岡市方面からの市の入り口。旧看板は旧玄海町(03年4月合併)時代のもので、宗像大社の秋季大祭の開幕を告げる海上神幸「みあれ祭」で玄界灘をパレードする大船団の風景写真だった。
〔福岡都市圏版〕
毎日新聞 2010年5月17日 地方版