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北朝鮮警備艇が境界侵犯、韓国が威嚇射撃

 韓国軍当局者は16日、北朝鮮の警備艇2隻が15日夜、韓国が黄海上の南北軍事境界線と位置付ける北方限界線(NLL)の約2・5キロ南方まで相次いで侵入し、韓国海軍の警告射撃などを受けて間もなく引き返したことを明らかにした。北朝鮮側は射撃などは行わなかったという。北朝鮮の警備艇によるNLL侵犯は3月下旬の韓国海軍哨戒艦沈没以降、初めて。韓国軍は、沈没後の韓国軍の警戒態勢などを調べる目的だった可能性もあるとみている。

 同当局者によると、1隻は韓国軍の通信による警告を受けて約30分後に北朝鮮側水域に戻り、もう1隻は警告しても南下を続けたため韓国軍側が2回にわたり警告射撃を行ったところ、約9分後に引き返した。

 一方、共同電によると、岡田克也外相は16日、韓国の柳明桓外交通商相と慶州市で会談し、韓国海軍哨戒艦沈没について「難しい状況の中で毅然(きぜん)と冷静に対応している韓国政府に深い敬意を表する。韓国を支持し、必要な協力を惜しまない」と述べ、韓国を全面支持する考えを表明した。

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