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本当は死ぬんだけど…“清史郎ルール”で初主演

携帯電話ドラマ「ロス:タイム:ライフ」でドラマに初主演する加藤清史郎。W杯日本代表を夢見るサッカー少年役
携帯電話ドラマ「ロス:タイム:ライフ」でドラマに初主演する加藤清史郎。W杯日本代表を夢見るサッカー少年役
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 人気子役の加藤清史郎(8)がauの携帯電話で配信されるドラマ「ロス:タイム:ライフ−親子篇−」に主演する。加藤にとってはドラマ初主演。「ロス…」はフジテレビで1話完結ドラマとして11話が制作され、au版では「親子篇」が3話目。毎回、主人公が死ぬのが特徴だが、制作陣が「国民的子役を死なすわけにはいかない」と急きょルールを変更した。

 携帯配信の人気ドラマに“清史郎ルール”が適用された。「ロス:タイム:ライフ」は冒頭、主人公がどういう死に方をするかが視聴者に明かされる。au版の第1話に主演した女優・谷村美月(19)、現在配信中の第2話の俳優・武田真治(37)も最初に“最期の時”を迎えている。

 ダウンロード数が右肩上がりの中、今回、CMや映画に引っ張りだこの加藤の出演が決定。制作陣は入念に脚本作成に乗り出した。関係者によると、企画会議で「国民的子役が死んでもいいものか?」「こども店長を殺したらまずいでしょう」などの声が上がり、打開策を協議。最終的に「今回は特別ということで」と、加藤を生かす案が採用された。谷村や武田のほか、フジテレビ版で瑛太(27)、上野樹里(23)、常盤貴子(38)らが演じた主人公はことごとく亡くなっており、まさに特例だ。

 それだけにストーリーも手の込んだものが用意された。サッカーW杯南アフリカ大会の開幕に合わせ、加藤はW杯出場を夢見るサッカー少年という設定。広告代理店に勤める父親が過労死寸前という社会ネタも盛り込まれ、父子の心温まる関係が描かれていく。

 加藤は撮影現場でサッカーボールを片時も離さないといい、スタッフは「なかなか鋭いボールを蹴る。ゴールに斜めに切り込むようなシュートを決めていた」と感心。大の阪神ファンを公言しているが「学校で休み時間に友達とサッカーをやってる。攻めるのが楽しい」とサッカーも捨てがたい様子だ。

 6月7日から毎週月曜日に配信され、4回で完結。物語はW杯と同時期に進行。日本代表だけでなく加藤の活躍にも注目だ。

Yahoo!ブックマークに登録 [ 2010年05月17日 ]

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