最終更新: 2010/05/17 01:45

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「狭山事件」第3次再審請求審3者協議 検察側が36点の新たな証拠を開示

1963年に埼玉・狭山市で女子高校生が殺害された、いわゆる「狭山事件」をめぐり、冤罪(えんざい)を主張する男性の第3次再審請求審の3者協議が13日に行われ、検察側が新たな証拠を開示した。
女子高校生を殺害したとして、強盗殺人の罪で無期懲役が確定し、31年7カ月服役して仮釈放された石川一雄さんは、冤罪を訴えて裁判のやり直しを求めている。
13日は東京高裁、東京高検、弁護側との3者協議が行われ、検察側は裁判所の証拠開示勧告を受けて、殺害現場近くで農作業をしていた男性の捜査報告書や、石川さんが犯行を自白した際の取り調べ録音テープ9本などあわせて36点の新たな証拠を開示した。
弁護側は新証拠の分析を進め、再審開始決定につなげたいとしている。

(05/14 10:58)


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