米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の即時閉鎖・撤去や県内移設反対を訴える「普天間基地包囲行動」が16日あり、県内外から約1万7000人(主催者発表)が参加した。政府は沖縄県内への移設を軸に米国との交渉に入っているが、沖縄県民の反発は高まり続け、この日も改めて「県内移設ノー」の意思を「人間の鎖」で鮮明に発信した。
宜野湾市の伊波(いは)洋一市長ら県中部7市町村の首長が共同代表となって主催。飛行場を囲む道路約13キロに市民や労組関係者らが並び、手をつなぎあって包囲した。【井本義親】
毎日新聞 2010年5月16日 18時24分(最終更新 5月16日 21時18分)