現在位置:
  1. asahi.com
  2. ニュース
  3. 社会
  4. その他・話題
  5. 記事

浅草・三社祭、夜まで熱気 「神輿に乗るな」ルール徹底

2010年5月16日23時13分

印刷印刷用画面を開く

このエントリをはてなブックマークに追加 Yahoo!ブックマークに登録 このエントリをdel.icio.usに登録 このエントリをlivedoorクリップに登録 このエントリをBuzzurlに登録

写真:宮出しで浅草寺の境内に繰り出す本社神輿=16日午前6時35分、東京都台東区、細川卓撮影宮出しで浅草寺の境内に繰り出す本社神輿=16日午前6時35分、東京都台東区、細川卓撮影

写真:建設中の東京スカイツリーが見える浅草を神輿が練り歩いた=16日午前、東京・浅草、高橋雄大撮影建設中の東京スカイツリーが見える浅草を神輿が練り歩いた=16日午前、東京・浅草、高橋雄大撮影

 初夏を彩る東京・浅草の三社祭は最終日の16日、浅草神社から3基の本社神輿(みこし)を担ぎ出す「宮出し」があった。「神輿乗り」を禁じることで復活して2年目。街を練り歩く神輿の周りは見物客でごった返し、下町は夜まで熱気に包まれた。

 宮出しは最も盛り上がる行事だが、「神聖な神輿に乗ってはいけない」というルールを破るケースが相次ぎ、2008年に中止になった。09年は「神輿乗り禁止」を神輿同好会や氏子たちが申し合わせて復活し、今年も行われた。

 午前6時前、境内とその周辺に担ぎ手約1万人が集結。はっぴ姿の氏子たちは重さ1トンとされる神輿を一斉に担ぎ上げ、「オイサ、オイサ」のかけ声に合わせて境内を進んだ。

 主催する浅草神社奉賛会によると、神輿に乗った者はおらず、鈴木秋雄会長(94)は「宮出しが無事に済んでほっとした。ルールを守ってもらえれば、いつまでも神輿が続けられる」と話した。祭り期間3日間の人出は計約160万人に上った。

PR情報
検索フォーム

おすすめリンク

地元ニュースに特化したローカル紙が元気だ。三重から現状を追った。

住民の中心となって教団と闘ってきた2人のその後を追った。

認可保育園への株式会社の参入に拒否反応を示す社会福祉法人。


朝日新聞購読のご案内
新聞購読のご案内 事業・サービス紹介