サッカーW杯:あすエクアドル戦、最終代表確定へ(上)

エクアドルとの強化試合を二日後に控えた14日、ソウル・ワールドカップ競技場でW杯代表チームの練習が行われた。選手らは、グラウンドにうつぶせになり、鬼が近づいてくると一人ずつ逃げるという「鬼ごっこ」などをしながら、リラックスしたムードで練習に臨んだ。写真は「鬼」の廉基勲と、逃げる朴智星。/写真=チョン・ジュンヨプ記者

W杯最終登録メンバー23人、エクアドルとの対戦後に確定

試合では主に国内組をチェック

 南アフリカ行きの切符を手にするのは誰になるのか。サッカーのワールドカップ(W杯)南アフリカ大会(6月11日開幕)に出場する韓国代表は16日午後7時、ソウル・ワールドカップ競技場に南米エクアドルを迎え、国内で最後となる強化試合を行う。

 親善試合ではあるが、選手にとってこの試合は、W杯本大会に匹敵するほどの意味がある。代表候補30人のうち、南アフリカの地を踏めるのは23人。代表を率いる許丁茂(ホ・ジョンム)監督はエクアドル戦で、最終メンバー23人を決定する方針だ。国際サッカー連盟(FIFA)への最終登録選手リストの提出期限は6月1日。まだ時間に余裕はあるが、許監督は早めに最終メンバーを確定し、W杯に向けて調整したい考えだ。

最終テストに臨むKリーガーたち

 朴智星(パク・チソン)=マンチェスター・ユナイテッド=、李青竜(イ・チョンヨン)=ボルトン=、奇誠庸(キ・ソンヨン)=セルティック=、そしてけがでリハビリ中の朴主永(パク・チュヨン)=ASモナコ=など、すでに能力が実証されている海外組は、許監督のテスト対象から外れる見通しだ。また、安貞桓(アン・ジョンファン)=大連実徳=、李根鎬(イ・グノ)=磐田=は所属チームの事情により強化試合に出場できないため、今回の許監督のチェック対象は、主にKリーガーということになる。

朝鮮日報/朝鮮日報日本語版

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