家畜伝染病の「口蹄疫(こうていえき)」が発生したのを受けて、宮崎県の東国原英夫知事は27日、農林水産省を訪れ、赤松広隆農相に支援策を要望した。
東国原知事は「生産者の精神的ダメージも大きい。きめ細かな配慮を」と要望。地域経済全体に大きな影響を与えるとして、ウイルス侵入経路の解明と抜本的な予防策▽風評被害防止の指導徹底▽県や関係機関が要した経費について十分な財政措置--などを求めた。赤松農相は、疫学調査チームの現地調査を29日に実施することを伝えた。【佐藤浩】
毎日新聞 2010年4月27日 12時36分(最終更新 4月27日 13時06分)