県議会自民党会派所属議員と江藤拓衆院、松下新平参院両議員が14日、口蹄疫について意見交換した。
所属23人の最大会派で、自身の選挙区で感染被害が発生、あるいは知人がいることから、現地の状況や要望を国に届けたいと開いた。県選出の3議員のうち古川禎久衆院議員は国会対応のため欠席した。
県議からは、感染で収入が途絶えた農家の厳しい生活や経営を支援するよう求める声が相次いだ。3氏はそれぞれ、国会の農林水産委員会で、口蹄疫発生後に外遊した赤松広隆農相の危機意識が薄いなどと追及している。江藤氏は「日に日に状況は悪くなっている」と述べ、引き続き国に働き掛けるという。
毎日新聞 2010年5月15日 地方版