特撮思い出話その1・「秘密戦隊ゴレンジャー」67話「真赤な特攻!! キレンジャー夕陽に死す」
当時ギャグ路線を突っ走ってきたゴレンジャーとしては久々のシリアスなエピソードです。
自分のミスで太郎君を巻き込んでしまった2代目キレンジャー・熊野大五郎がカンキリ仮面と壮絶な戦いの末、力尽きて死んでしまいます。
しかし熊野の最後の活躍は本当に見事といってもいいでしょう。なぜなら、カンキリ仮面のカンキリカッターが命中しても、最後まで力を振り絞ってカビカX爆弾をカンキリ仮面に目掛けて投げる姿が印象的でしょう。
そして駆けつけた他のメンバーに対し、マスクオフ状態で太郎君が一命を取り留めたことを聞いて安心して静かに息を引き取る大五郎。
そして、ゴレンジャーのピンチにキレンジャーとして復帰した大岩大太は黒十字軍に対しかなり怒ってました。
他にも、新命が珍しくピリピリしています。
大五郎に対し「たかがカビとは何だ!!」と怒鳴ったり、「指をくわえて見ているつもりか!!」と海城と衝突するシーンもありました。
さらにカンキリ仮面はシリアスな怪人かと思いきや、缶詰を見るとつい開けたくなる性格が災いして、ゴレンジャーハリケーン“缶詰”に敗れるという、
近年でいうところの「炎神戦隊ゴーオンジャー」のハンマーバンキの様な、最後の最後でギャグになってしまった怪人でしょう。 (しかもアカレンジャーが「バカめ!それは缶詰爆弾だ!!」と突っ込みを入れてました) |
2代目キレンジャーの最期はホントに壮絶ですね…
懐かしいですね。
2008/12/27(土) 午後 8:40
そうなんです。
太郎君が事故にあった事で、2代目キレンジャーが自らの責任を取るために必死に戦いを挑んだ勇姿は決して無駄にしてはいけないと思います。
初代キレンジャー・大岩大太の「お主の悔しさ、この大岩大太がお引き受け申す!」という言葉は名台詞の一つでしょう。
2009/1/2(金) 午後 4:12
ちなみに、2代目キレンジャー=熊野大五郎を演じただるま二郎さんは、現在は芸名を「須藤為五郎」に改名し、
あの哀川翔さん主演の映画「デコトラの鷲シリーズ」の製作に参加しております。
2009/1/2(金) 午後 4:24