NHK大分県のニュース　大分放送局

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融資詐欺４人「間違いない」

仕事を失った人を支援する国の融資制度を悪用して金をだまし取ったとされる一連の詐欺事件で、うその書類を作った不動産会社役員など４人の男の初公判が１４日大分地方裁判所で開かれ、いずれも起訴内容について「まちがいないです」と述べました。
仕事と住まいを失った人を支援する国の「就職安定資金融資制度」が悪用された今回の詐欺事件では、被害額があわせて１千万円を超え、これまでに起訴された８人のうち仲介役の土木作業員の男の初公判が１３日、行われました。
１４日はうその賃貸契約書を作ったとされる不動産会社役員古河孝雄被告（６９）や融資を受ける人間を決めたとされるとび職パク・ヨンイン被告（５５）などあわせて４人の男の初公判が大分地方裁判所で開かれました。
１４日の法廷で４人はいずれも起訴内容について、「まちがいないです」と述べました。
検察は冒頭陳述で「被告らはうその書類を作ったり申請書にうその記載をしたりしてそれぞれ分け前をもらった」と指摘しました。
この事件では警察が今月、新たに５人を逮捕し、現在も捜査を進めています。

05月15日　08時53分

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