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小沢一郎民主党幹事長の資金管理団体「陸山会」の収支報告書虚偽記入事件で、東京地検特捜部は15日、不起訴とした小沢氏を東京都千代田区のホテルで事情聴取した。小沢氏周辺によると、小沢氏は事件への関与を全面的に否定した。聴取は1月23日、31日に続き3回目。
小沢氏は聴取後、「記憶に基づき、率直に事実経過を説明させていただいた」とするコメントを文書で出した。聴取は午後5時~9時半ごろまでだったとしている。
特捜部は前回同様、小沢氏を「被疑者」として聴取。今月中にも起訴か不起訴かの刑事処分を決める方針。
東京第5検察審査会が4月27日に「起訴相当」と議決したのを受けた再捜査の一環。特捜部は今回、虚偽記入への積極的な関与の有無を再度確認するため聴取した。
小沢氏について、議決は「元秘書らとの共犯関係の成立が強く推認される」と指摘。特捜部が再び不起訴としても、審査会が2回目の「起訴議決」をすれば、東京地裁指定の弁護士に強制起訴される。
特捜部は小沢氏聴取を踏まえて18日までに、政治資金規正法違反の罪で起訴した衆院議員石川知裕(36)、大久保隆規(48)、池田光智(32)の元秘書3被告も順次聴取する予定。
起訴状によると、小沢氏からの借入金4億円を2004年分報告書に、返済金4億円を07年分報告書に記入しなかったなどとしている。
議決は、〈1〉石川被告が04年分の提出前に小沢氏に報告、相談をしたとする供述〈2〉池田被告が05年分の提出前に小沢氏に説明、了承を得たとする供述を「直接的証拠」として挙げた。
特捜部は2月、こうした供述について「具体性に欠ける」と判断、小沢氏については「有罪判決を得るには証拠が足りなかった」として嫌疑不十分で不起訴としていた。
不起訴処分が04~05年分、07年分と別々に出されたため、07年分は東京第1検察審査会が審査申し立てを受けている。
小沢氏が出席を表明した衆院政治倫理審査会は、24日の週に開かれる見通し。
(2010年5月15日23時44分 スポーツ報知)
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