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みんなの党から東京選挙区で出馬するカフェチェーン「タリーズコーヒージャパン」の創業者、松田公太氏(41)が15日、東京・六本木の同チェーン店前で初の街頭演説を行った。“金持ちでイケメンのベンチャー社長”というキーワードだけで見られがちだが、インタビューでは、意外に地味めな素顔を明かした。
六本木ヒルズのタリーズコーヒー店前が“街頭デビュー”の舞台だ。自分が立ち上げた店の前で、松田氏は、緊張気味ながら「日本は今、力を失っている。何とかしないと沈没してしまいます」と力強くアピールした。
帰国子女の元大手銀行員。20代で起業し成功したイケメン青年実業家。しかもバツイチの独身貴族とあって世の男性の反感を買いかねないが、生活は意外に地味だという。
「“遊んでるでしょ”ってよくいわれるけど、そんなことないですよ。海外は田舎で育ってますし、大学も筑波で合コンすらしたことない。父が九州男児で、人前で女性とイチャイチャするな、って言われ続けてましたから」。日本語の敬語を覚えるため、そして日本式上下関係に慣れるため、大学では体育会アメフト部に入り、時には罰則の坊主頭にされながら“日本式”を学んだ。
一時もてはやされた、いわゆる“ヒルズ族”とみられがちだが、「そもそもヒルズに事務所も、家もなかったですから。お金? ないですよ。選挙も極力、お金を使わずにと思って、スタッフはボランティアです」。
選挙活動は、経歴を生かした独自のものを考えている。「きちんと代金をいただいて、講演などに来ていただいた方に、現場で鍛えた腕でコーヒーを入れて差し上げるとかはできますね」。また、「パネルディスカッションのような新しいスタイル」も計画している。
筑波大では、元サッカー日本代表のゴンこと中山雅史(札幌)、井原正巳氏(現柏ヘッドコーチ)と同期で、今も交流がある。「2人が一緒にバイトしていたコンビニに行って、しょっちゅう弁当をチンしてもらってました。ゴンは札幌で現役ですが、井原正巳は時間が許せば、ディスカッションに来てもらいたい」。また、元ライブドアの“ホリエモン”堀江貴文氏とは、先日会って話したばかり。ディスカッションは豪華になるかもしれない。
「政治家を目指すなら、50代以降かなと考えてましたが、やっぱり今じゃないとヤバイかなと危機感を感じたんですよ」
街頭演説後は、聴衆やタリーズ女性店員らと握手して回った松田氏。女性店員からは「写真よりカッコいい」という声も上がっていた。
◆松田 公太(まつだ・こうた)1968年12月3日、宮城・塩釜市生まれ。41歳。父の仕事の都合で高校卒業まで、セネガル、米国で過ごす。帰国後、筑波大から三和銀行に就職。起業のため退職し、97年に米国の本社と契約しタリーズコーヒージャパンを創業する。現在は経営の一線から身を引く。
(2010年5月16日06時02分 スポーツ報知)
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