「開かずの踏切」解消へ　羽田へのアクセス“楽勝”に

　京急電鉄は、京急蒲田駅（東京都大田区）付近の上り線の高架化工事を終え、１６日始発から運行を始めた。

　京急蒲田駅周辺の踏切２８カ所で待ち時間が減り、羽田空港に向かう道路などの混雑が緩和される。２０１２年度には下り線の工事が終わり、踏切が解消、立体交差化される。

　国土交通省が２００７年４月にまとめた調査結果によると、２８カ所のうち１１カ所は、ピーク時の１時間に計４０分以上遮断機が下りている「開かずの踏切」だった。

　京急蒲田駅で分岐する空港線は一部が単線だが、京急は完全高架化とともに複線化し、運転本数を増やす方針。

[ 2010年05月16日 08:31 ]