インタビュー:中村姉妹「お互い違う所があるから“相棒”でいられる」
2010年05月14日14時30分 / 提供:livedoor HOMME
中村姉妹 写真一覧(15件)
――お互い真逆の性格であるワックスとリースの“相棒”ぶりが見所ですよね。
悠子:ここまでかけ離れている“相棒”を初めて観たので、新鮮でとても面白かったです。紗也子:ぶっ飛んでいるワックスと、保守的なリースは、お互い全然性格は違うんだけど、最終的には結びついていく過程が感動的でした。
――お2人も姉妹であり、ピアノの連弾をされていて、まさに“相棒”ですね。“相棒”でいることの秘訣はありますか?
紗也子:似ている所もあるんですけど、違う所もあるのが私達で、それが良いのだと思います。悠子:目指す所は同じでも、アプローチが全然違ったり。お互いに刺激される所もすごくありますし。今は仕事の“相棒”であるけれど、小さい頃から姉妹として一緒に過ごしていますので、何に関しても“相棒”と呼べる人は他にいないと思いますね。
――また、この映画は「人生のひきがねを引け」というキャッチコピーを持っていますが、お2人にとっての“人生のひきがねを引いた”瞬間はどんな時ですか?
紗也子:私にとっては連弾ユニットを組み始めた事が、やっぱり大きな転機でしたね。途中まではソロでやっていたので、2人で演奏するという事は練習スケジュールもずっと合わせないといけないし。「1人だけで解決出来ない」行動が出てくる事に悩んだ事もありましたが、今では引いて良かったと思える“ひきがね”です。悠子:これって性格的な物だと思うんですけど、妹の方がパッパッパ!って物事をすぐに決めて行動出来るんですね。私は考えすぎてしまうというか、石橋を叩きすぎるタイプで。だから、自分で“ひきがね”を引いて転機を迎えた経験は無いかもしれません。「引くぞ、引くぞ、引くぞ…、引いてみた」みたいな(笑)。でも、今思うと、自分の人生の中で大きな転機というのは留学を決めた事だと思います。そこから先は、小さな転機の積み重ねですね。
紗也子:出来事の大小はあっても、全ての人が“人生のひきがねを引いた”経験を持っていると思います。
――どうもありがとうございました。
『パリより愛をこめて』ストーリーパリのアメリカ大使館に勤務し、人も羨む生活を送っているリース(ジョナサン・リース=マイヤーズ)だったが、彼の裏の顔はCIAの下級職員で、夢は正真正銘のエージェントになることだった。そんなある日、CIAからリースにある事件の捜査指令が下り、ワックス(ジョン・トラボルタ)というスキンヘッドの男とコンビを組むことになる。
・livedoor HOMME × パリより愛をこめて
中村姉妹 プロフィール
姉・悠子
妹・紗也子
1台4手連弾の姉妹デュオピアニスト。
姉妹ともにフランスの複数の音楽院のピアノと室内楽クラスをいずれも首席で卒業し、国内外のピアノコンクールでの入賞、優勝も果たす。在仏中から各国にて演奏会に出演し、それぞれソロ活動を経て 2004年、連弾デュオを結成。演奏活動はもちろん、雑誌、テレビ、ラジオ等でも人気を集め多方面で活躍中。
・連弾ピアニスト中村姉妹のブログ
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