福岡市南区のマンションで、父親が生後9カ月の長女を壁に投げ付け重傷を負わせた虐待事件で福岡南署は13日、妻(23)をけるなどし1カ月の重傷を負わせたとして、傷害の疑いで福岡市南区大楠1丁目、店員岡田祐季容疑者(23)=別の傷害罪で起訴=を再逮捕した。
再逮捕容疑は1月16日午前9時ごろ、自宅で長女を抱きあやしていた妻と口論になり、妻の腹をけったり、ビニール傘で頭をなぐったりして、1カ月の打撲を負わせた疑い。容疑を大筋で認めているという。同署によると、岡田容疑者は昨年9月ごろから月に2-3回、妻への暴力を繰り返していたという。
岡田容疑者は先月14日夜、自宅で長女を壁に投げ付けて右脚骨折の重傷を負わせたとされる傷害罪で12日、福岡地裁に起訴された。
=2010/05/13付 西日本新聞夕刊=