北九州市若松区の若松競艇場で出走中の2艇が接触する事故があり、意識不明の重体になっていた岩永高弘選手(36)=長崎県大村市豊の原=が14日、入院先の病院で死亡した。日本モーターボート競走会が発表した。同競艇場での死亡事故は1977年9月以来。
同競走会と福岡県警若松署によると、事故は1日午後3時20分ごろ、6艇が出走した第1レースで起きた。3周目に入ってすぐの直線で外側を走っていた岩永選手のボートの左後部と、並走する別の選手のボートの右前部が接触し、岩永選手のボートが転覆したという。すぐに救助されたが、意識不明の状態が続いていた。目立った外傷はないといい、同署は15日、岩永選手を司法解剖して死因を調べるとともに、レースのビデオやボートから事故原因を調べる。