コムシードは7日、昨年5月13日に公表した2010年3月期通期個別業績予想を修正すると発表した。今回発表の業績予想値は、売上高12億2300万円(前回発表値比7700万円減、増減率マイナス5.9%)、営業利益4000万円(同2500万円減、マイナス36.9%)、経常利益4000万円(同2300万円減、マイナス35.6%)、当期純利益3400万円(同2100万円減、マイナス36.6%)。
修正の理由は、着メロサイトなど一部サイトの有料会員数が予想を下回って推移し、さらに当期に発売を予定していたニンテンドーDSソフト「青ドンDS」が開発の遅延によって翌期にずれこんだことなどによる。
また、同社は株式会社サーゴ・インターナショナルに対して劇場アニメーション映画「宇宙戦艦ヤマト復活篇」に関する携帯公式サイトの許諾契約について、債務不履行によるミニマムギャランティ返還請求3500万円の訴訟を昨年11月18日に東京地方裁判所に提起。これを金融商品会計に照らしてその50%の1700万円の引き当て処理を行った。オーガニック株式会社に対する制作分配金500万円についても、回収が遅延しているため、同社の債権全額に引き当て処理される。
(日刊遊技情報)