Wed, March 24, 2010 18:43:50

スタート

テーマ:小説

未来に希望など存在せぬ 過去をかえねば、過去をかえねば未来はかわらぬ”

しかし過去をかえることそれすなわち不可能なり ならば、このような時空の輪廻”

私が断ち切る・・・”



・・・・・・シュバ!


カラス 「つ、ついた・・・って、え!?、ちょ、なんで空中!!? うわぁぁぁ・・・ドタ!」

あずき 「お~~ち~~~る~~~~~!!!!」

カラス 「ふぅ; いてててて・・・ しぬかとおもグハ!!」

あずき 「着地成功~♪ ?、なんかふんだような・・・ 気のせいか☆」

カラス 「気のせいじゃねぇぇぇぇ!」

あずき 「うわぁ!? カラス! 僕の下でなにやってんの??」

カラス 「あのなぁ;・・・ てめぇが落ちてきて俺を踏んだんだろ! この桃豚が!」

あずき 「まぁまぁそんな怒んないでよ ほら、着いたよ 未来に」


あずきが指指すほうを見たカラスは唖然とした

そこにはビルが立ち並ぶ大都会の光景が広がっていた。


カラス 「すげぇ・・・、これが機会が主体の文明か・・・」

あずき 「いってみよカラス~♪キャハ ピョンッ! ペタペタペタ」

カラス 「あ!、コラ! またんかい! スタスタスタ」



・・・・・・



・・・・・・シュバ! シュバッシュバ!


絶 「ついた・・・ 頭痛かったぁぁ;;」

華 「やっほぉい! ここが未来かぁ~」

音葉 「ふぅ; 予想はしてたけど・・・、思ったよりつらかった;」

航 「ぐぶぇぇ;; き、気分悪い・・・;」

華 「ん? 航くんダイジョブ?」

音葉 「大丈夫?」

航 「ち、ちょっと休めばなんとか;」

絶 「なさけねぇなぁ ・・・? まだ俺ら三人しかついてないんすかね?」

音葉 「同時に転移したから時間ずれはないはず・・・、まさか、違う場所にでちゃったかなぁ?;」

絶 「え!? じ、じゃぁ、みんなとはぐれたってことっすか?;」

華 「;Д;)」

音葉 「そうだね;・・・、これからどうしよっか;」

航 「う、うえぇぇぇ;;」



・・・・・・



・・・・・・シュバッシュバッシュバ! シュバ!



ひさい 「ついた~

猫 「そだね~、すごい都会」

しゃむ 「ほぉ~、未来ってこんなんなるんか~」

銀 「なんかまだ転移時の変な感じがする;」

ひさい 「あれ、みんなは?」

銀 「・・・? まだきてないんじゃ?」

猫 「もしかして、別の場所にでたのかもね~ ほら、音葉ちゃんも言ってたし」

しゃむ 「そやったら、みんな探さなあかんなぁ」;」

銀 「いや、どうせ目指す場所は同じだろ、ほら、あの高いビル」

ひさい 「つべこべいってる時間はない・・・か、早く時空安定装置を手に入れないとね」

猫 「んじゃ、いきますか」



・・・・・・



・・・・・・シュバ!シュバ!


Last 「ついたか」

花梨 「頭が・・・;」

Last 「大丈夫か? 花梨ちゃん」

花梨 「あ、うん 大丈夫」

Last 「俺らが一番乗り・・・なのか?」

花梨 「ここに来る前音葉さんがいってた、時間ずれで来るのはありえないから、もしみんなの姿がみえないようなら、別々の場所に転移したと思えって」

Last 「みんなはそれ知ってんのかな?」

花梨 「ん~・・・ まぁ大丈夫なんじゃないかな」

Last 「とりあえず、目指す場所はひとつだろ、目の前のでっけぇビル」

花梨 「そぉだね とりあえず、目指してみる?」

Last 「おのずとみんなともあえるだろ、じゃ、いこうか」

花梨 「あ、うん わかった」


花梨 「”乱・・・、大丈夫かな・・・ 絶対むちゃしないでね・・・”」



・・・・・・



・・・・・・シュバ!


乱 「ふぅ~ やっとか・・・えらく町中に出たな  音葉が言ってたとおり、位置ずれおこしてんな・・・」


ガタン! ガタン!


乱 「ん、おぉっと、さっそくお客さんか」


乱よりふたまわりほどの大きさの戦闘用ロボットが乱を見つけたのか、こちらへむかってくる


乱 「命がけの戦闘は久々だな、まぁいい、どんな相手でもぶっつぶす! スタスタスタ!」


ババババババッ!


ロボットは乱めがけてマシンガンやミサイルで応戦してくる


乱 「おせぇよ! ダスッ  ガシャァン! 」


前方にいた一体のロボットの胴体を一発蹴り、頭をレッドデビルでふきとばした


ジジジッ キノウテイシ ジッ キノウテイシ 本部ヘ、キンキュウ…レン・・・ラ・・・ク・・・


乱 「意外とやわいんだな、頭が弱点か」

ホシュ~~~ドガンドガン! バババババ!

乱 「全部倒してたらキリねぇなぁ; 前進しながら適当のにかわすか、 そらよ! ガシャン! ドスン!」


一体一体弱点の頭を吹き飛ばし前進する乱 乱の動きについていけず、ロボットは攻撃するもののなかなかあたらない」


乱 「ズドン! ガシャァン  ふぅ; あのでけぇビル、なんかありそうだな、とりあえずいってみっか スタスタスタ」


ガタン! ガタン! ガタン!


乱 「あぁもぉ、いちいち前にでてきやがって、邪魔なんだよ! ブルン!  ズガンズガンズガンズガン!」


光をおびた鉾が縦列するロボットを貫通し、なぎ倒していく


ビッ ギョロリ ブルン!


乱 「おっと、あぶねぇ あんなでけぇのあたったら潰れちまう;」


左腕に装着されている盾を投げ、攻撃してくるロボット


乱 「こんなもん。うちかえせばいいだけの話、おら! バゴン!」

ガシャァァン!

乱 「ストライ~ク って、調子こいてる場合じゃなさそうだな・・・」


一回りでかいロボットが四体現れ、乱をとりかこむ


乱 「チッ、囲まれたか・・・、どぉする・・・」


ロボットは乱の出方をうかがっているように、ビクとも動かない


乱 「・・・ ”ちょっとでも動けば攻撃してくる なら攻撃してくる寸前で全体ふきとばせば・・・”  スタッ!」


ギュイィィィ! バババババババ!


乱 「とんでけ! ブルン! シュバァァァァ!」


ズダァン!!


乱は鉾を振り回し突風を起こす

ロボットは一瞬で吹き飛ばされ、ビルにぶつかった


ジィジイッ ジッ シンニュウシャ シンニュウシャ  至急オウエンヲグシャン! ジジッ ジジジジ


連絡をとろうとしているロボットの頭を蹴り飛ばしす


乱 「余計なことしゃべんなっつ~の・・・ さて、ビルまで遠いなぁ ま、目指して歩いてりゃいつかつくだろ スタッスタッスタ」



・・・・・・



ペタペタペタペタペタ

あずき 「あ~つかれた; カラス~ 乗せて~~♥」

カラス 「乗せて~♥じゃねぇよ!! 自分の足であるけっ 自分の足で」

あずき 「ぶぅ~~~~・・・ もぉいいもん! カラスに頼んだ僕が馬鹿だったよ!!   プイッ! ペタペタペタ」

カラス 「へっ、かわいくねぇやつ・・・ スタッスタッスタッ」




未来へたどりついたギルド全員は不幸にも別々の場所からのスタートとなった

それぞれが町の中心にそびえたつビルを目指す、そのビルに時空安定装置はあるのだろうか

未来での旅は、まだはじまったばかりだ。



to be continue…




前話へ



次話へ


同じテーマの最新記事
Tue, March 23, 2010 11:36:06

未来へ 

テーマ:小説



・・・・・・


未来行きを決意してから2週間がたった朝


乱 「・・・ふぁぁぁぁああぁあっ、んぁ、もぉ朝か」

花梨 「・・・Zzz

乱 「毎日横にもならずこんなところで・・・」


ベッドから起き上がった乱は部屋においてある予備のモーフを花梨にかけ、部屋をあとにした。


スタッスタッスタ


カラス 「・・・・・・はぁ~・・・」

乱 「カ~ラス」

カラス 「ら、乱さん!、ビックリしたぁ; わざとやってる?;」

乱 「いぁ、わざとじゃねぇんだけどな;」

カラス 「ほんとに~?・3・ブーブー」


乱はカラスが腰掛けてるベンチに座った。


カラス 「・・・・・・」

乱 「どぉしたよ、溜息ついてたじゃねぇの」

カラス 「ほぇ? おれが溜息? そんなのつくわけ・・・」

乱 「ほぉ~・3・ んじゃぁこれきいてみな?」


乱はポケットにつっこんでた左手ににぎっている携帯を取り出した。 


カラス 「携帯?」

乱 「ポチッ」


・・・・・・はぁ~・・・”

カラス 「いつのまに!?」

乱 「ギルのみんなにおくっちゃお~かな~♪」

カラス 「やめれええ!;」

乱 「んじゃぁ教えてもらおうか、溜息の訳を」

カラス 「・・・あれだ、未来行きが一週間後にせまってきて、ちょっとだよ?、ちょこ~っとだけ不安になってきて」

乱 「ほぉ~、カラスもナーバスになることあんのねぇ~、カ・ラ・ス・で・も」

カラス 「カラスでもってなんだよ!、カラスでもって!」

乱 「だっていっつも馬鹿やって、緊張なんてしなさそうじゃねぇの・3・」

カラス 「ほぇ? 誰かなそんなことしてるの」

乱 「ほれ、手鏡」

カラス 「・・・・・・」

乱 「緊張してもいいじゃねぇの なんも恥ずかしいことじゃねぇよ」

カラス 「そういう乱さんはいいよなぁ~、緊張なんてみじんもせずに、呑気でさぁ」

乱 「・・・・・・怖いよ? 夜もねむれねぇくらい」

カラス 「うそだぁ~、どっからどう見てもリラックスしてんじゃんかよぉ・3・」

乱 「本当だって、後一週間っておもっただけで、震えが止まらなくなる いっそのことあんな決断しなかったらよかったって思う」

カラス 「乱さん・・・」

乱 「でもな、それを表にださねぇのも、強さってもんじゃねぇのか?」

カラス 「・・・・・・」

乱 「まぁまだ一週間ある、日にちで数えりゃ七日、時間になおせば168時間、分になおしたら10080分 ゆっくり考えろや なんならおまえだけ来なくたっていいんだぜ? じゃな」


そう言って乱は立ち上がり、その場から去って行った。

一人になったカラスの手は、硬く握られていた。


カラス 「“どんだけ走っても、どんだけもがいても届かない背中・・・ でも、追いかけるのをやめたら、おれ、一生だめになる・・・”」



・・・・・・



ガチャ、ギィギィィ ドタン


音葉 「よぉし!、わかったぁ!;」

乱 「うわぁ、びっくりしたぁ;」

音葉 「うわぁ!、いつからいたの兄ちゃん」

乱 「ついさっき来たんだよだよ」

音葉 「レディの部屋にいきなり入るなんて、ちょっとはデリカシーとか考えてよねぇ?」

乱 「え、おまえ女だったっけ」

音葉 「もぉ!、ぶっとばすよ!」

乱 「冗談だって冗談^^;」

音葉 「・・・、 あ、そうだ、兄ちゃん、レッドデビルかえしとくね 長い間ありがとb」

乱 「いつかえしてくれるのかとヒヤヒヤしてたんだよ; 練習用のスノボ何本だめにしたか・・・」

音葉 「はははっ、んで、最近調べてたことがさっきやっとわかったんだけどね」

乱 「だいぶ前に言ってた、俺をとりまく力とかいうやつか?」

音葉 「そそ、みたこともない力で、もしかしたら・・・っと思って調べた山がみごとにビンゴ」

乱 「んで、なんだったんだ? その力の正体は」

音葉 「信じがたいことなんだけど、力の根源はレッドデビルだったの」

乱 「レッドデビル!?」


腰を抜かしたように驚く乱


音葉 「驚くよね~、そのレッドデビルの中に、これとおんなじ力がこめられてた」

乱 「レッドデビルの力が、俺に・・・」

音葉 「現実的に、武器から力がのりうつるなんてありえないんだけど、兄ちゃんの体には確かにレッッドデビルの力が乗り移ってるよ」

乱 「・・・、あの時頭打って忘れてたことがあってさ」

音葉 「忘れてたこと?」

乱 「おれが意識飛びそうになってた時に、頭ん中に直接誰かの声が響いてきて」

音葉 「Lastlyの声じゃないの?」

乱 「最初はそぉおもったんだけど、あきらかに違う声だった」

音葉 「・・・まさかとは思うけどさ、レッドデビル自体に意志がある。 っとか?」

乱 「武器が意志を? んな馬鹿な」

音葉 「兄ちゃんの体に力が乗り移ってること自体ありえないことなんだし、案外そうかもよ?」

乱 「こいつに・・・意志がねぇ・・・」

音葉 「うむぅ・・・・・・」


乱 「けっこうつっぱってそうだよな、こいつ」

音葉 「わかる」

レッドデビル 「“;”」


乱 「ありがとな、色々しらべてくれて」

音葉 「どういたしまして、お礼はルディブリアム土産のカステラでおねがいねb」

乱 「ば、馬鹿! あんなたけぇの買えるか!」

音葉 「3週間もっがんばったんだよ? そのくらいしてもらわないとねぇ-ω-

乱 「むちゃいいやがる・・・;」

音葉 「まぁ、帰ってきてからでいいよ 未来から  もちろんあたしも行くし」

乱 「そだな、まずはこの大きな山かたづけねぇと」

音葉 「んじゃあたしちょっと外の空気吸ってくるわ 屋上でもいこうかな」

乱 「先客がいるぞ、たぶんな」

音葉 「m 誰?」

乱 「まぁいってみればわかるよ、じゃな」


ガチャ、ギィギィィ ドタン


音葉 「・・・・・・誰だろ」



・・・・・・



ヒュ~~ ヒュ~~~


ガチャ ギィギィィィ ドタン!


Last 「ほぉ、めずらしいお客さんだな」

音葉 「Lastly!? 乱が言ってた先客ってLastlyのことだったのか;」

Last 「おれ降りようか? お邪魔だろ?」

音葉 「いいよ、Lastlyなら別にいてくれてもっ」

Last 「そかぁ? ならいさせてもらおうかな」


おちないためのてすりにもたれているLastlyのとなりに音葉もおなじようなあ体制でいすわる。


音葉 「・・・・・・風が気持ちいね、ここ」

Last 「だろ、おれのお気入りの場所だ」

音葉 「ほぉ~、じゃぁ今度から来ないようにしよっと」

Last 「それどういう意味だよ」

音葉 「冗談冗談w」

Last 「ケッ、そういうとこ、兄貴にそっくりだな」

音葉 「あんなナマケモノと同じにしないでよね・3・ブー」

Last 「まぁそういうなよ いい兄貴だとおもうぞ?」

音葉 「そりゃ、あたしも思うけど・・・」

Last 「昔の一件で、「こいつ連れて逃げろ!」つってモンスターに飛び込んでくくらいだからな、当時6歳のおれには絶対できねぇ」

音葉 「でも、あたし守るために必死で走ってくれたじゃん」

Last 「あれわ乱との約束守るために必死で;w 正直なところあんまおぼえてねぇんだ;」

音葉 「あたしな~んとなく覚えてるんだぁ Lastlyが抱きかかえて走ってくれた時のこと」

Last 「音葉・・・」

音葉 「Lastlyにはほんとに感謝してるよ、だって、あたしの命の恩人だもん」

Last 「そんな大層な;」


そう言いながら顔を赤らめるLastly


音葉 「・・・・・・ねぇLastly

Last 「n どした?」

音葉 「あ、やっぱいいや」

Last 「なんだよ気になるなぁ;」

音葉 「未来から帰ってきたらいうb」

Last 「絶対だな? わすれんなよ? ほら、手にでも書いとけ、マジックペンで」

音葉 「忘れないよ、絶対」

Last 「・・・そぉか?、ならいいんだけど」


Lastlyのほうを向いてニッコリ笑いながらそういった音葉はしずかに屋上から去って行った。


Last 「・・・・・・ あ、まぁたなんか高いものでもみつがされんのかな・・・」



・・・・・・



ガチャッ ドタン


乱 「うっす」

ひさい 「・・・Zzz

銀 「・・・Zzz

猫 「・・・Zzz

華 「・・・Zzz

絶 「・・・Zzz

航 「・・・Zzz

乱 「って、みんなまだ寝てんのか; まぁいいや、寝かせといてやるか・・・ギィギィィ ドタン」


ひさい 「・・・・・・んぐぅ・・・? 今乱さんの声がしたような・・・」



・・・・・・



スタッスタッスタッ


~~~~~~~~~~~~~


乱 「n あずきぃ、今日は起きるのはえぇなぁ」

あずき 「エッヘン! カラスってどこにいるかわかる~?」

乱 「裏庭のベンチにすわりながら考え込んでるよ チャチャいれてきなb」

あずき 「ひゃっほ~い☆ 今日こそ僕にひざまづかせてやるぞぉぉ♪ じゃあまたあとででねぇ~~ ペタペタペタ」

乱 「ほんと、朝から元気なやつ^^;」



・・・・・・



スタッスタッスタッ ガチャ ギィギギィィィ ドタン!


Last 「今度は乱か」

乱 「うっす、お邪魔するよ・・・って、音葉と一緒じゃなかったのか?」

Last 「ちょっと前に来たけど、すぐどっかいっちまったよ」

乱 「ほぉ~、まぁ自由人だからなぁ、あいつ」

Last 「わかるはそれ・・・」


Lastlyの横に陣取る乱


乱 「準備はもぉ万端か Lastly

Last 「おう、いつでも行けるよb」

乱 「くれぐれも絶のこと・・・たのむな」

Last 「まかせとけってb あいつは時期に俺を越すよ」

乱 「あっははは、師匠がよわきでどうする! ポンッ」


Lastlyの肩をポンとたたきながら屋上の出口へと向かう乱


乱 「あ、そぉそぉ、 わかってんだろ、音葉のこと」

Last 「え、なんのことやら」

乱 「もっと自分に素直になれよ見てりゃわかるっつ~の」

Last 「ちょ、おま・・・てめぇなに言ってんだ汗」

乱 「あいつはおまえじゃねぇとダメなきがするんだ、って、こんなん思ってるの俺だけかな」

Last 「・・・もし、、もしそぉなったとして、ひとつ問題がある」

乱 「? なんだ?」

Last 「・・・おまえのことを・・・その・・・あれだ お兄さんって・・・よばねぇといけなくなる」

乱 「あっははは 音葉はおまえなんぞにやらぬ! でなおせい!」

Last 「なんだそりゃ;」

乱 「・・・じゃ、たのむな 泣かしたら俺がぶん殴るぞ?」

Last 「え、ちょ、勝ってに話すすめんなって!」

乱 「あいつの重荷を半分にしてやれんのはおまえだけだよ、自信持てb」

Last 「・・・あんまこういう得意じゃねぇんだよなぁ;」

乱 「ラストンの告白現場~ っつってみんなにしらせといてやるよb じゃな ガチャ ギィギィィ ドタン」

Last 「あ! ちょ、てめぇ!・・・ まったく・・・」

Last 「“俺なんかにまもれんのか、こんなふがいない俺で・・・ あぁ! 迷っててどうするLast とにかく目の前のこと潰してく、それでいいんだよな・・・”」



・・・・・・



ガチャ ドタン


花梨 「おかえり、どこいってたの?」

乱 「んあぁ起きてたか、花梨」

花梨 「ついさっきだけどね; あ、モーフ、ありがとね・・・」

乱 「どういたしまして ちょっとブラブラしてただけだよb」

花梨 「ふ~ん、まぁいいけど」


乱がしゃべったことを嘘ととらえたかのようにひにくたっぷりに言う花梨


乱 「どぉしたよ、そんなむくれた顔して」

花梨 「べつにむくれてなんか・・・」

乱 「ははっ  いよいよあと一週間だな・・・未来行き」

花梨 「・・・・・・」

乱 「怖いか?

花梨 「怖いけど、でもおびえてばっかじゃなんにも始まらないから、表にださないようにしてる」

乱 「ほぉ~、流石だな、カラスとは言うことが違う」

花梨 「カラスくんと一緒にしないでよね・3・」

乱 「ひどい言われようだな;」

花梨 「あたしはあんなに子供じゃありませんので」

乱 「へっ、俺からみれば、十分子供だよ」


そぉいいながらポットに水を注ぎ、お湯を沸かす乱


花梨 「うむぅ・・・」

乱 「カラスもおまえも、似たもん同士なんだよ、いい意味で」

花梨 「あんなやつになんか似てない」

乱 「似てるからそぉ区別したがるのっ  飲むか? 紅茶」

花梨 「あ~もらおうかな」

乱 「あぃおう♪」



ギルドメンバーそれぞれが未来行きに向け、準備を整えていく、体調や持ち物、それに精神面でも・・・

ひにくにも時は限られているととても速く感じるものだ、すぐに一週間がたち、出発の日、当日



・・・・・・シュバ!



スタッスタッッスタッスタッスタ


^シア 「これはこれは乱様、それにギルドの皆様、はじめまして、アーシアと申します。」

乱 「アーシアさん 俺ら行くよ、未来へ みんな同じ気持ちだ」

アーシア 「その返事を待ってましたよ。 でわ、皆様をカムナまでおつれいたします・・・、シュバ!」



・・・・・・



カラス 「!?、ここは・・・」

アーシア 「ここはカムナ、私が拠点としている唯一時空が限定された場所」

カラス 「ほぉ~・・・、なんかきみわるいところだな;」

銀 「未来なんて、もっときみわるいかもよ?」

カラス 「んなもん最初から重々承知よb」

乱 「なんだカラス、びびってんのか?」

カラス 「ん、んなわけねぇだろ! 乱さんこそ、手が震えてんじゃねぇのか?」

乱 「おまえが震えてるからそぉ見えるんだろぉが…」

カラス 「うぐぅ・・・」

猫 「元気がよくてよろしい^^」

しゃむ 「ほんま、こんなときでもかわらんなぁカラスは」

カラス 「みんなまでいうことないだろ;」

乱 「アーシアさん、お願いします。」


アーシア 「みなさん、覚悟はいいですね?」

乱 「ん」

カラス 「おうよ!」

しゃむ 「おっけぇ!」

猫 「k」

ひさい 「うむ」

銀 「kk」

Last 「おう」

花梨 「うん」

音葉 「んむ」

華 「ワクワク」

あずき 「おっけぇ☆」

絶 「お願いします。」

航 「ばっちこ~い」


アーシア 「それでわ、乱様にこの小型時空転移装置をわたします。 これは、触れている者、そしてその触れている者に触れている者全員が違う時空に飛ぶことができます。 その装置には、近似地の未来の座標を記憶させてありますので、あとはボタンを押していただければ転移できます。」

乱 「わかりました、色々とありがとうございました」

アーシア 「くれぐれもお気おつけて、この時空を救ってくださると信じていますよ」


乱 「みんな、俺の肩に手を」


パタッ、パタパタパタパタパタッ


乱 「全員おいたか?」

カラス 「た、たぶん全員だとおもうよ・・・」

あずき 「あれれ~? カラス、手が震えてるよ?」

カラス 「な、なにいってんだよ! んなわけねぇだ桃饅頭!」

乱 「じゃぁもっとシャキっとしろ! 未来ではそんなの通用しねぇぞ」

カラス 「・・・・・・お、おう」

猫 「うむ、いい師弟関係だね」

銀 「ほんと、カラスにはもったいねぇな」

カラス 「銀! 余計なこというな・3・」

銀 「ははっ、へいへい」

華 「乱さん、行く前に一言おねがいします!」

乱 「一言?、ん~・・・ 早く帰ってきて、みんなで飯くうぞ~~・・・」

ひさい 「ガクッ; なんだそりゃ;」

乱 「ごめんごめん; まじめにやるよ・3・」


乱 「みんな、こっからは何が起こるかわかんねぇ、もしかしたら死者がでるかもしねぇ

全員がこうやって帰ってこれるのを祈る、それ以外、個々の全力をだして、時空安定装置をもってかえるぞ、準備はいいな!」

一同 「おう!」


・・・カチャ  シュバ!・・・


アーシア 「・・・たのみますよ、あなたがたはこの時空の希望なのですから」




カラス 「あ、頭がぁ;」

銀 「時空移動って・・・こんなつらいのか・・・」


音葉 「あ!?」

Last 「っとあぶねぇ、しっかりつかまってろb」

音葉 「ありがと・・・Lastly


カラス 「意識がとびそうだ・・・」

しゃむ 「ほら! しっかりせなカラス! グイ!」

カラス 「ふぎゃぁ!」


花梨 「・・・・・・」

乱 「どうしたうよ花梨、いまさらもどれねぇぞ」

花梨 「わかってる・・・、絶対全員生きてかえるんだ・・・」

乱 「ははっ、おうb」


未来で指くわえてまってな! アウフヘーベン!”


ついに未来へ飛び立ったギルドメンバー

ここからは先の見えない旅になるだろう 帰ってくるころには全員はそろっていないかもしれない でも信じあえる仲間がいるから、おもいっきり暴れられる・・・

舞台は、未来へ・・・

To be continue



前話へ


未来編へ



Mon, March 22, 2010 15:30:56

希望

テーマ:小説

・・・・・・


花梨 「どう? 体の具合は」

乱 「もぉ傷もほとんどいたまないし、完全復帰ってかんじだな」

花梨 「そっか、でも、いちおうまだこの部屋で生活してもらうからね?、なにがあるかわかんないんだし」

乱 「ははは;、わかったよb んじゃ朝飯くいにいこうぜb ひっさびさにみんなに会える」


ガチャッ ドタン!


はらぺこのおなかをさすりながら乱と花梨は食堂へ向かった。



ガチャ ギィィィ ドタン



乱 「うっす」

カラス 「ら、乱さん!? もぉ怪我は大丈夫なのか?」

乱 「おうb、もぉ完全復帰だ」

あずき 「乱~~~~~~><;」

乱 「あずき~、元気してたか?」

あずき 「僕はいつでも元気バリバリだお♪、心配したんだからな~ ブー・3・」

乱 「ごめんごめん、今日からまた一緒に飯くえるから、ほら、早く食おうぜb」

あずき 「うん☆、今日もい~っぱいカラスのおかずよこどるぞ~♪、よぉし!キラキラ」

カラス 「そぉはさせぬ!」


乱はいつもの調理場に一番ちかい席に座った。


ギィィィ


乱 「n、花梨、いつもの席いかねぇのか?」

花梨 「あ、うん、今日はここでいいかなって」

猫 「乱さん、よかったね、治って」

乱 「んあぁ優さん、おかげさまでb」

ひさい 「乱さ~ん、心配かけやがて~グリグリ」

乱 「いてて;、秘蔡くん;いたいって;、心配かけてごめんな」

銀 「乱さん聞いたよ さすが乱さんだね、ブラックホールつぶすなんて」

乱 「いぁいぁ; Lastlyいなかったら俺死んでたよ」


照れくさそうに言う乱


乱 「うし、んじゃいただきます」

一同 「いっただっきま~す」


ガチャ、ギィィィ、ドタン


乱 「うぉ、音葉じゃねぇか、・・・顔色悪いぞ?」

音葉 「最近ずっと研究ばっかで疲れてて; あ、そぉそぉ、兄ちゃんのレッドデビル借りていい?」

乱 「いいけど、何につかうんだ?」

音葉 「ちょっと調べさせてほしいの、んじゃ借りてくね」


そう言って乱のレッドデビルをもって研究室へ戻っていった。


乱 「あいつ俺のレッドデビルになにするきだ・・・ズビズビ」

猫 「バラバラにして使えなくモゴモゴ」

乱 「演技でもねぇこというなよ優さん;」

猫 「ふふふっ ズビズビ」


TV 「今日は、4日前の異常現象について、ハママツさんをむかえて話していきたいと思います。」


カラス 「モグモグ、ゴクン あ、ハママツさんだ」

銀 「ハママツ? 誰だその人」

カラス 「音葉ちゃんが読んでる世界の終わりについて書いてある本の筆者だよ」

銀 「そんな人が呼ばれてるってことは、いよいよ世界がやばいってことか」

カラス 「そぉかもな アム、モグモグ」


・・・・・・


キャスター 「あのうねりというものは、いったいどういったものなのでしょうか?」

ハママツ 「あのうねりは、まぁ私たちはワームホールと呼んでいるんですが、空間の安定が乱れて、形が維持できなくなっている状態におこる現象で、簡単にいえば、空間の層が薄くなったところにできるんです その薄くなった状態で、空間は形が固定されていないため、どんどん薄くなっていって、最終的に、大きな音をたてて割れてしまいます 割れた先は、空間の狭間、いわゆるブラックホールとよばれている場所ですね そこへ吸い込まれると、とてつもない圧力がかかり、たいていの物体はつぶされてしまいます。」


・・・・・・


乱 「だからあのスノボ、あんなバラバラになったのか」

Last 「ブラックホールになげとばしたのはちぃとまずかったかな・・・、反省反省」

乱 「一瞬「日ごろの恨み~!」とかでころされるのかと」

Last 「あぁ~、それでもよかったね」

乱 「Д;」


・・・・・・


キャスター 「現状が悪化していくと、どうなってしまうのでしょうか?」

ハママツ 「4日前、そして3週間前に目撃されたうねりがいたるところに出現し、空間がさけます すると空間のさけめは互いに交わり、いままでであれば他とつながっていた空間は行き場を失い消滅していきます するとブラックホールはどんどん規模が拡大していき、この世界、というよりを飲み込んでしまうでしょう」

キャスター 「それこそ、世界の滅亡になりかねないということですね?」

ハママツ 「そぉですね 実際、現状はすでにかなりの悪化領域に達しているといってもいいでしょう 現在、私どもの研究者が総力を結集し、現状に対応しております みなさんは、、安心していつもの生活をおくってください。」


・・・・・・


乱 「とりあえず、俺らはなんもできねぇってことか」

Last 「まぁ俺らがどうしたところで、なんもかわらんだろ」

カラス 「世界の終わりか~、彼女くらいほしかったな~、俺の人生」

銀 「ふっ、今から行動をおこせばいいじゃねぇの」

カラス 「そんなこといってもよぉ銀、そぉコロコロいい女がいるとでも・・・、まぁ・・・いるけども・・・」


カラスは乱の横に座っている花梨をじ~っとみつめながら言った

するとそれにきづいた花梨はあせりながらカラスを見た。


花梨 「・・・え、あ、私?」

カラス 「あ、いぁいぁいぁ、そ、そんなこといってないよ花梨ちゃん・・・汗」

花梨 「・・・・・・」


カラスはあせりながら目をそらす


銀 「だぁめだこりゃ、一生かかっても彼女なんてできないね」

カラス 「んだとゴルァ!」

あずき 「ウィンナーいただきぃ!!☆ パク!」

カラス 「あぁぁぁぁ!!;;・・・ ショボン」

あずき 「モグモグッモグモグッ ゴクン ぷは~、おいしかった♪ 横ツンツンのウィンナ~☆」

カラス 「横ツンツンいうなし!Д


乱 「あいかわらずだな・・・ズビズビ」

猫 「ほんとにね・・・ズビズビ」

花梨 「・・・・・・」

乱 「静かだな、花梨」

花梨 「え、あ、そぉかな?・・・」

乱 「まぁいいけど ズビズビ」

花梨 「・・・なんかごめん」

乱 「ほらまたそうやってあやまる、きにすんなって、おまえがこういうの苦手だってことくらい知ってるよb」

花梨 「うん・・・」

しゃむ 「フッフフッフフ~ン♪ ? あれ、華ちゃんかえってきたよ?」

華 「鉾さ~~~~~~ん!」

乱 「うぉ、華さん!、ひさしぶり~」

華 「ひさしぶり~、鉾さん、門前に鉾さんのお客さんがきてるよ?」

乱 「俺の客? めずらしいな ちょっくらいってくるわb」

しゃむ 「いってらっしゃい、いつごろ戻る?」

乱 「すぐもどるよb スタッスタ ガチャ ギィィ ドタン」



・・・・・・



スタッスタッスタ


??? 「どうも、乱様ですね?」

乱 「そうだけど、どなたさんかな?」

アーシア 「私はアーシアともうします。 いきなりですが、私の肩に手を置いていただけますか?」

乱 「いいっすけど、なにを?」

アーシア 「すぐにわかります」


乱は言うとうりにアーシアと名乗る女の肩に手をおいた


アーシア 「それでわ・・・ シュバ!」

乱 「!?」


突然辺りが真っ白になり、みたこともない場所へ飛ばされた。


乱 「ここわ・・・いったい・・・」

アーシア 「ここはカムナ ここなら誰にもきかれず話ができます。」

乱 「カムナ・・・、まぁいい、んで、俺に話しって?」

アーシア 「4日前の一件、一部始終を見させていただきました。」

乱 「4日前、っというと、あのブラックホールの」

アーシア 「そうです、単刀直入に言いましょうか あのうねりがもたらす被害は、あと一ヶ月で今の10倍に拡大し、この時空を飲み込みます。」

乱 「一ヶ月!? そんなに早く・・・ でも、なんでそんなことがわかるんですか?」

アーシア 「実わ私はこの時空の人間ではありません。」

乱 「この時空の人間じゃない・・・ ってことは、未来からきた? それとも過去から」

アーシア 「私が生まれそだった時空は、この時空からみれば、100年ほど未来にあたります。」

乱 「そんな未来から、またなんでこんな昔に」

アーシア 「私がいた100年後の時空は、すでに消滅しています。」

乱 「え!? ってことは、どっちにしろこの世界は100年後にほろぶってことなのか・・・」

アーシア 「いえ、そうではありません。 時空というものは、同じ時空でも、平行腺上にいくつも存在し、そのいくつもの時空から枝分かれし、分岐していきます。 私がいた時空は、この時空とはつながりのない地域の時空でした。」

乱 「・・・? よくわからねぇ;」

アーシア 「それが普通です、簡単な例で説明しましょう。 このコインを後ろでどちらかの手に握ります。 ・・・はい、どちらの手ににぎっているとおもいますか?」

乱 「じゃぁ、左手で」

アーシア 「ほぉ、おみごと 正解です」

乱 「んで、これがどぉ関係してると?」

アーシア 「あなたは今左手を選びました 左手を選び正解したあなたがいれば、逆に右手を選んで間違えたあなたもいます これが時空の分岐というものです そのたびに時空は分岐し、それぞれに違う未来がまっています。」

乱 「時空の・・・分岐・・・」

アーシア 「もう少しわかりやすい例をあげると、昔この世界は暗黒の魔法使いに支配されていたといわれていますが、私がいた時空では、実際そのような言い伝えは存在しません。 暗黒の魔法使いが現れるまえに、この時空とは違う道を歩んだ時空だったのです。」

乱 「だいぶわかってきました、んで、俺らがいるこの時空は、もうすぐ消滅すると」

アーシア 「そういうことになりますね、私は自分の時空が消滅したあと、タイムリーフ、つまり、時間の平行戦上を移動できる力でいろいろな世界の最後をみてきました。 その中でも、この時空は特殊です。 なぜここまで早い段階で世界が終わりをむかえようとしているのか、原因は私にもわかりません。」

乱 「じゃぁ・・・、この世界が終わるのを指をくわえてみてるしかないんですか・・・」

アーシア 「それならあなたをここに呼ぶこともなかったでしょう あなたがたは、この世界を救えるかもしれない」

乱 「!? その方法は?」

アーシア 「この世界の今の科学力ではこの事態を回避することはまず不可能でしょう ですが、未来ではそれができます。」

乱 「未来・・・、でも、その未来がなくなりかけてるんでしょ?」

アーシア 「さっき言ったとおり、この時空は無数に存在する時空のひとつにすぎません、ならば、この時空の未来の近似地の時空ならば、この時空と似たような歴史をたどってきた未来にいけるはずです。 幸いにも、私はこの時空の近似地の未来に行ったことがあります。ですが・・・」

乱 「未来に、なにか不都合でも?」

アーシア 「未来には、高度に発展した文明があり、その主体は、人間ではなく、機械中心の世界でした」

乱 「機械が支配する・・・世界」

アーシア 「そのトップには、自分を神のまつえといいはる天女のような姿をした女が仕切っているそうです。 名前は、アウフヘーベン」

乱 「アウフヘーベン・・・、どっかで聞いたことあるような・・・」

アーシア 「そんなはずは・・・、この世界から90年近く未来の人物ですよ?」

乱 「・・・!? 思い出した、夢で聞いた名前です、たしか、俺はそのアウフヘーペンに殺されて・・・」

アーシア 「不吉な予感がします もしそれが予知夢だったら、現実になるかもしれません。」

乱 「・・・、んで、俺らはどうしたらいいんですか?」

アーシア 「あなたがたギルド全員を近似地の未来へ運び、その世界にある「時空安定装置」をこちらの世界へもってかえってきていただければ、安定が保たれ、消滅しなくなるでしょう しかし、その時空安定装置はアウフヘーベンが管理しているそうです、装置をもとめていけば、いやでもアウフヘーベンにでくわすでしょう・・・、それでもいっていただけますか?」

乱 「どうせ世界がきえれば失われる身、ならなんもしないよりは可能性にかけたい・・・ 少し時間をいただけますか?、みんなと話てみます」

アーシア 「わかりました でわ、今から3週間後、またそちらをお尋ねいたします。でわギルドへ移動します。  シュバ!」



乱 「ふぅ; ありがとうございました」

アーシア 「3週間後、言いお返事を期待してますよ。 それでわ・・・ シュバ!」


乱 「俺らが・・・未来に・・・か」



・・・・・・



カラス 「乱さんおそいなぁ・・・」

しゃむ 「昼飯もうできてまうで?」

カラス 「んじゃ乱さんの分俺がもらおうかなb」

乱 「誰の分もらうって?」

カラス 「うわぁ!? ビックリしたぁ・・・、脅かすなよ乱さん;」

しゃむ 「おかえりぃ、どこいっでたん?」

乱 「ちょっとな  カラス、ギルド全員をここにあつめてくれるか」

カラス 「いいけど、なんかすんの?」

乱 「ちょっと話したいことがあるんだb」


カラスは民宿中をまわり、ギルド全員を食堂へあつめた


カラス 「よし 乱さん、ギルドメンバー、全員あつまったよb」

乱 「サンキュー  みんな、今から話すことは、全部事実だ、心して聞いてほしい」


乱はアーシアから聞いた事をすべてギルドメンバーに話した

ギルドメンバーは驚きもせず、冷静に聞いている


乱 「ってなわけなんだ、んで、みんなの意見を聞きたい」

ひさい 「うむぅ・・・俺は、何もしないよりは未来へ行ったほうがいいとおもう」

カラス 「俺もb なんのために修行してきかわかんねぇし」

銀 「あんま気乗りはしないけど、何もせず死ぬよりはまし・・・か」

しゃむ 「未来ってどんなんか一回みてみたいしなぁ、あたしもいくでぇb」

華 「僕もいくよぉ、みんなの足手まといになるかもだけど、自分なりにできることはやりたい!」

あずき 「僕も僕もぉ! 戦えはしないけどさ、僕だって、なんかやりたいもん! 乱、つれてって!

Lastly 「・・・俺もみんながいくなら行こうかな」

音葉 「兄ちゃんがいくならあたしもいくよb」

猫 「あんま戦いとかすきじゃないんだけどなぁ・・・、まぁそれで世界が救われて、またのんびりできるなら、手伝うよb」

花梨 「・・・・・・、結局また戦うんだね・・・、でも、今回ばかりは私も手助けしたい 世界がなくなって、みんなの顔みれなくなるとか、そんなの、絶対いやだから・・・ 私も行かせて」

絶 「みなさんよりはだいぶ劣るけど、師匠の手助けができるなら、俺もいきたいっす」

航 「・・・・・・うむぅ;」

音葉 「航河、おまえは強制だからねb」

航 「なんてこったい; ・・・まぁ、足手まといにならないように・・・がんばります・・・」

乱 「よし、そんじゃ三週間後、未来に殴りこむとしよか!」

一同 「おう!」



時空の消滅を阻止するため未来へむかうことを決意したギルドメンバー

見ず知らずの未来の世界から無事、時空安定装置を持ち帰ることはできるのだろうか。


闇の中に差し込んだ一筋の光をもとめて、たとえその先に、何があろうとも、彼らはその一本の光から目をそらすことなく進み続ける その身が朽ちるまで・・・



to,be continue…



前話へ



次話へ


Sun, March 21, 2010 11:57:29

拭い去れない過去

テーマ:小説

カタ、カタカタカタカタカタ、カタカタカタ、カタカタ ピコ


音葉 「ん~・・・」


乱が目を覚ました次の日、音葉は朝から研究室にこもり、しらべものをしていた。


音葉 「・・・・・・・・だめだっ: なんだこの変な力 まるで生き物みたい」


乱の体にまとわりつく力は謎だらけで音葉も苦戦しているようだ。


音葉 「もうすぐ朝飯の時間だし、一足先に食堂いっとくかな スタッスタッスタッスタ ガチャッ ドタン」


エ、マジデ? アハハハハハハ!


食堂から声が聞こえる、もぉ先客がいるようだ


音葉 「おっはよ~、朝ははやいんだね・・・って、え!?」

カラス 「音葉ちゃんおはよ~w」

あずき 「おっはよ~う☆♪」

華 「ひさしぶり~、元気してた~?」

音葉 「華ちゃん!?、かえってきたんだ!!キャハ」

華 「そだお~、あっちのギルでいろいろ勉強させてもらってさ~、んで、そのときの話をしてあげてたところってわけb」

あずき 「華さん、ギルドの訓練で7キロもやせたんだって~!」

音葉 「う、うらやましい・・・」

華 「でもね! でもね! そのあとギルマスとデザート食べ歩きしたから、また元に戻っちゃったw」

音葉 「あははw、それじゃぁまたがんばってやせなきゃねぇ~」

華 「∑(” またあんなきつい訓練を・・・ガクガクブルブル」

音葉 「うちはあいかわらず暢気だから、そんなむちゃくちゃなことしないよb」

華 「よかった~、っでも、乱牙が、鈍牙になっちゃうのもどうかとおもうけど?」

音葉 「それギルマスにいってあげて~、もぉほんと暢気なんだから;」

華 「そういえば、鉾さんは? 前はいっつも朝一番でしゃむちゃんのコーヒーのんでたのに~」

音葉 「あ、それがね・・・、ちょっとわけありで」

華 「∑(” 鉾さんついに大理石に!?」

音葉 「死んでわないよ!!」

華 「そなんだ~、よかったよかった~w」

音葉 「まぁ説明すると・・・」


音葉はこの23週間の出来事を全部話した。


華 「ってことは、今鉾さんはベッドでおねんね?」

音葉 「そゆこと」

華 「でも、花梨さんとふたりっきりなんて、・3・ブーブー」

音葉 「そういえば、華ちゃん花梨ちゃん大好きだったもんねw」

華 「ぅんw でもね!でもね! 花梨さんは、鉾さんのものだから、僕は手つけないお!」

カラス 「え、いぁ、俺のモゴモゴモゴ」

音葉 「ふふっ でもこれでまた賑やかになるね」

あずき 「音葉~、乱はどんなかんじなの~?」

音葉 「あいにいっておいでよ、あずきは特別にいれてあげるからb」

あずき 「ほんとにぃ!!キラキラ  さっすが乱の妹だぁ! どっかの横ツンツンとは大違い」

カラス 「なんだとこの桃豆がぁ!」

あずき 「なにさ!、このガチガチワックス野郎!」

カラス 「ガ、ガチガチ・・・ワックス・・・野郎・・・」

あずき 「音葉~、どこにいけばいい~?」

音葉 「食堂をでたすぐの廊下を、右につきあたりまでいって、その目の前にあるトビラから左へ5ついったとこのトビラをノックしてみなb そしたら花梨ちゃんがいれてくれるから」

あずき 「わかった~♪、んじゃぁいってくるお~☆ ペタペタペタ、ガチャ ギュイィィィ、バタン!」

カラス 「・・・・・・・・・」

音葉 「カラスくん、お~い、カラスく~ん?」

カラス 「・・・・・・・・・」

華 「反応がない、ただのモゴモゴ」



・・・・・・



ペタペタペタペタペタペタ


あずき 「ふぅ; ここだなぁ・・・ ノックをっと・・・? なんか聞こえるぞぉぉ??」


ナニカノム?

コーヒーガアレバソレガイイナ

ワタシ、コウチャシカツクレナイノシッテルデショ?

イッタクカヨ;


あずき 「これって~、僕はいっちゃいけないパターン? KYってやつ?、よぉし、ここで盗み聞きだぁ☆キラ」


ハイッ、インスタントダケド

サンキュー

・・・・・・

乱 「ズビズビ、ふぅ、おちつく」

花梨 「顔色もだいぶよくなってきたね」

乱 「これも花梨の治療のおかげだよb」

花梨 「・・・・・・、あ、えっと、昨日はごめんね?、変なこと思い出させちゃって」

乱 「もぉいいって、気にしてないからさb   そういえば、詳しい話、聞かせてなかったっけ」

花梨 「え、あ、うん、災難があったのは聞いたけど」

乱 「ズビズビ、フゥ、 いい機会だ、全部話とこうか」

花梨 「え、でも、私なんかに?」

乱 「知っといてほしいんや、あかん・・かな?」

花梨 「・・・ゴクン、いいよ、きかせて」

乱 「ありがと、どこからはなそうかな・・・え~っと」


10年前~


乱 「お母さん! いってくるね~!」

母 「はいはい、きおつけてね?」

乱 「わかってるって~b、ほら、Lastlyいこうぜ~」

Last 「ちょっと、まってよぉ; 早いってば~;」

乱 「いそがないと、遊び場とられるぞ~! キャッキャッ」


乱とLastlyは自転車を全力でこぎながら秘密基地のある遊び場を目指した。


乱 「ふんふんふん~♪ Lastly~、きちんとついてきてんのか~?」

Last 「ダカラ~、ハヤイッテバ~~~~~~

乱 「まだそんなとこいんのかよ~、いそがねぇと、本当にとられちまうぞ~~~~」

Last 「ソンナコトイッタッテ、ハヤスギルヨ乱~~~」

乱 「先いってるからな~~! スタコラサッサ」


暑い夏の日差しをあびながら、短パンTシャツで遊びまわる乱とLastly、このあと、とんでもないことがおこるなんて、頭のすみっこにもおもっちゃいなかった・・・


・・・


アホォッ アホォッ


乱 「ふぅ、もぉ5時くあいかな? そろそろかえろっか」

Last 「そだね、お母さんたちも心配するし」


オォイ! エタイモシレナイモンスターガ、ムラデオオアバレシテルゾォォォ!! ハヤクコッカラニゲロ~~~!!


乱 「なんだろ、あの声って役場の人の声だよね?」

Lastly 「そぉだね、なんかやばそうだよ・・・、はやくおうちかえろ」

乱 「よぉし、とばすぞ~、おうちが一番、おうちが一番」


乱とLastlyは急いで家を目指す

そして、二人はそれぞれの家へと続く別れ道についた。


乱 「んじゃLastly、また明日もあそぼぉなb」

Lastly 「うん、また明日」


Lastlyがそう言った瞬間、乱の家の方向で、大爆発がおこった


乱 「!?」

Lastly 「うわぁぁぁ、な、なんだ!?」

乱 「悲鳴がきこえる・・・、!? 音葉、音葉の泣き声だ!」

Lastly 「俺もついてく、なんかやばそうだし」

乱 「ありがと、Lastly    ガッ、シャーーー」


乱たちは急いで乱の家にむかった 家は案の定、すでに火の海と化していた・・・


乱 「・・・え、なに・・・これ」

Lastly 「・・・!? 乱!、あれ、音ちゃんじゃねぇか!?」

乱 「どこだよ? みえねぇよ?;;」

Lastly 「ほら!、あの縁側の向こうのたたみにねころんで泣いてるの!」


ウウギャァァァァァ!!!、ママ~~~~~!!! マ~~~~~~~~~~~!!!!


乱 「・・・・・・」

Lastly 「な、みえただろ!?」

乱 「・・・・・・え、あ、うん、みえてるよ・・・・・・」

Lastly 「乱、どした?」

乱 「え、いや、なんかもぉ、わけ、わかんなくなってきて・・・ヒクッ、グスン オロオロ」

Lastly 「と、とにかく、音ちゃんだけでもたすけようよ!、おばさんとおじさんだって、まだいきてるかもしんないし」

乱 「グスン、う、うん・・・そぉだよね、とにかく音葉を助けてあげないと!」


縁側の火がうつってないところから中にはいり、音葉をだきかかえて二人は外へ飛び出した。


乱 「はぁ・・・はぁ・・・、ごめんよ、音葉; 一人にしちゃって;」

音葉 「オギャァァァアア! マ~~~~~~~~~!!

乱 「な、なくなよ音葉・・・僕も・・・泣きたいんだよ・・・」

Lastly 「・・・ !?   乱!! 後ろ!!」

乱 「へ!?」


振り返った先にいたもの、それは二本の大きな腕、巨人のような身長、ギョロリとした目をしたモンスター 、乱たちはその姿に唖然とした。


乱 「LaLastly・・・、音葉つれて逃げてくれ・・・、俺があんなやつ、ぶっとばしてやる! グスン」

Lastly 「僕らみたいな子供がなにできるってのさ;、むちゃいうなよ」

乱 「たのむ、あいつぶんなぐらねぇと・・・気がすまないんだ・・・とぉさんと、母さんの敵!」


乱は頭に血が上り、周りがみえなくなっている

Lastlyにむりやり音葉をあずけた乱はそのまがまがしいモンスターへと走っていった」


Lastly 「乱!! やめて~~!!><;」

乱 「こんのやろぉぉぉ!!! ドスッ」


乱の硬く握られた拳はモンスターの毛のおおわれた皮膚を殴り、にぶい音をたてた


モンスター 「・・・ギョロ、ンムゥ!!!」

乱 「ぐば!!!」


モンスターの大きな腕が乱の小さな体を容赦なくつきとばした、

乱はそのまま飛んでいき、庭の木にぶつかり、気絶してしまった。


Lastly 「乱・・・、なんで・・・」

音葉 「!? おにいたん、おにいたんは?? おにいたんわどこ?? おにいたんわ・・・」

Lastly 「お、おにいたんは・・・、死んだかもしれない・・・」

音葉 「おにいたんわ??、おにいたん、おにいたん!! おにいたんどこ!?」

Lastly 「だから・・・おにいたんわ・・・グスン」


Lastlyは音葉をかかえながら悔し涙でも悲し涙でもない言葉にいいあらわせない涙をながす


Lastly 「音ちゃん、音ちゃんだけは絶対守るって、守るって、約束だがら、だがら・・・オロオロ」


モンスターは乱のほうへとゆっくり歩いてゆく


Lastly 「ごめん!! 乱!!>< スタスタスタ!」



とにかく走った、どれくらい走ったかわからないくらい走った、音葉をかかえ、泣き声をあげながら

親友との約束を果たすために・・・



その後、乱は奇跡的に一命をとりとめた、あのあと、あのまがまがしいモンスターの追撃をうけなかったらしく、重症にはかわりないが、大事には至らなかったという



花梨 「・・・・・・それで、あんまりききたくないけど、ご両親は?」

乱 「家のなかで、モンスターにボコボコになぐられ、むざんな姿になった親の遺体がみつかったそうだ、俺は入院中、Lastlyはまだ6歳、とてもみせれるもんじゃなかったんだろ」

花梨 「ってことは・・・、おやの最後、みとれなかったんだ・・・」

乱 「退院したあとに、祖父母と一緒に行った墓参りしかいけなかった」

花梨 「そっか・・・・・・シトッシト」

乱 「ん、花梨、泣いてんのか?」

花梨 「・・・・・・シトッシトッシト、だって、乱が・・・泣かないから(」

乱 「そんな昔のことなんて、もぉ悲しくもなんともねぇよ、音葉は親の記憶なんてほとんどねぇし、俺もそんときの一撃で記憶が何箇所かふっとんでる」

花梨 「一番かわいそうなのは、音葉ちゃん・・・だよね・・・」

乱 「まぁな、でも今は前向きに、みんなの役にたとうとがんばってくれてる、あいつは強いよ、精神面であいつには勝てねぇ」


情けない自分にくやしさを覚えたのか、乱の手は硬く握られていた。


花梨 「・・・・・・」

乱 「・・・・・・」

乱 「よし、この話はおわりにしよ、これが俺の過去全部だ、わすれてくれたってかまわねぇb」

花梨 「つらいのに、私に話てくれてありがとね」

乱 「振り返ってたらなんもできねぇ、じっと前むいて、どしっとかまえて、すべてを受け止めて生きていかねぇと、自分がつぶれそうになる・・・」

花梨 「でも、すべてをかかえこんで生きていける人間なんて、世界中どこにもいないよ?; またこうやって、私でよければ、乱のたまってるもの半分でも肩代わりできたら、そうしてあげれたらいいなぁって、今は思ってる だから、無理しないで?」

乱 「ははっ、あり・・・がとな」


目線を少しはずしながら照れくさそうに言う乱


あずき 「・・・・・・。  ペタッ、ペタペタペタ」


カラス 「はははw 華sやっぱおもしれぇw」


ガチャ、ギィィィ、バタン


音葉 「あれ、あずき、どぉしたの? そんな暗い顔して、まさか、はいれなかった?」

あずき 「そぉいうのじゃないんだぁ、でも、乱とあうのは、元気バリバリになってからにしよって、そぉおもっただけなんだw」

音葉 「あんなにあいたがってたのに; まぁそのほうがいいかもね」

あずき 「音葉! なんか僕に手伝える事あったらさ、いつでもいってねbb、う~んと手伝うから!☆」

音葉 「どぉしたの急に そぉだなぁ、んじゃぁ、あとで薬品運ぶのてつだってもらおうかな?」

あずき 「うん! まさせてよ、エッヘン」

音葉 「ありがと、あずき♪」



・・・・・・



ヒュ~~~~・・・ ヒュ~~~~~~~~・・・



Lastly 「やっぱこの屋上が一番おちつく・・・」


ガチャ、ギィィギィィィ、ドタン


Lastly 「n !? 乱、おまえ、大丈夫なのか、こんなとこきて」

乱 「へっ、もぉ病人扱いはこりごりだよ・・・;」

Lastly 「はははっ、 でも、顔色悪いぞ?」

乱 「さっき、花梨に昔話をちょっとしててな」

Lastly 「乱・・・・・・」

乱 「・・・・・・」

Lastly 「・・・・・・あのとき、モンスターとでくわしたあのとき、おまえの選択は間違ってなかったって、今は思うぞ」

乱 「へっ、あの一撃、たいしたことねぇっていってたけど、めちゃくちゃいたかったんだからな・・・」

Lastlu 「・・・ぶふ、っははははw」

乱 「・・・はははw」



過去は変えられない。 時間は容赦なく時を刻み続ける この瞬間も、また一秒一秒、過去がうまれ、未来がきえていく でも、未来は過去とわ違う、これからいくらでもかえることができる

この世界の終息という未来をかえるために、今を懸命にいきる彼らの心からは、不安なんてものはもぉとっくにきえさっていた



to be continue…



前話へ



次話へ


Sun, March 21, 2010 06:15:43

馬鹿・・・

テーマ:小説

乱 「はぁ・・・・・・はぁ・・・・・・」


”あれ、ここ、どこだ・・・ たしか、俺、気を失って”


??? 「ふっ、所詮古人、きさまではわたしを倒すことなどできぬ」

乱 「はぁ・・・はぁ・・・、くっ、  負けたよ・・・、すきにしろ・・・」


”え、俺?、なんで俺が俺をみてるんだ、てか、すきにしろって、死ぬきか!”


乱の目の前には、ばらばらに砕かれたレッドデビルがちらばっていた

そのむこうには、天使のような姿をした女がいまにも乱を攻撃しようとしている。


天女 「ならば消えろ、時代のもくずとなるがいい、おまえの存在は・・・消えてなくなる・・・」

乱 「ふっ、消えはしねぇさ、俺のことを思ってくれるやつがいるかぎりな」

天女 「最後までぐだぐだと、消えろ・・・ シュンシュンシュン カッ!


天女が発した閃光は一瞬で乱をつつみこんだ


乱 「消えはしねぇさ・・・、絶対に・・・・・・」


次の瞬間、とてつもない爆音とともに乱の周囲が大爆発をおこした


”・・・えっ、なんだよこれ・・・ 俺・・・死んだのか・・・”


天女 「邪魔者はいなくなった・・・、さぁ、世界の終幕だ・・・くくく」


天女は怪しい笑みをうかべる


??? 「おい、まだおわっちゃいねぇぞ、アウフヘーペン」

天女 「はぁ・・・、まだこざかしいハエが生き残っていたか、 古人カラスよ」


天女の目線の先には、大人びたカラスの姿が


カラス 「へっ、今のうちにハエでもなんでも言ってろ」

アウフヘーペン 「乱よりおとるおまえに、なにができる」

カラス 「乱さんは俺にいろんなことを教えてくれた、守るべき者、その大切さ、力の使い方、全部乱さんからおそわった」

アウフヘーペン 「だからどうだというんだ、ん?」

カラス 「乱さんの意志は俺が継ぐ、んで、あんたを葬って、もといた時空を救う」

アウフヘーペン 「きさまにその力があるとでもいうのか?」

カラス 「やってやるさ、たとえ骨が全部くだけても、心臓がはりさけても、絶対にな・・・」

アウフヘーペン 「ハエの分際で、 いいだろう、きさまも乱とおなじところへいざなってやろう」

カラス 「すぐにそのでけぇ口、たたけなくしてやるよ、 ブルンッ  さぁ、きな!」


”やめろカラス!、てめぇ、死ぬつもりか!! カラス! きいてんのか!カラス!”


乱 「カラス!!」

音葉 「!? 目が覚めたの!?」

乱 「はぁ・・・はぁ・・・、えっ、俺、今までなにを・・・」

音葉 「たおれてから二日たっても目さまさないから、心配・・したんだから・・・グスン」

乱 「な、泣くなよ音葉・・・」

花梨 「・・・・・・」

乱 「花梨・・・、心配、かけたな」

音葉 「兄ちゃんが倒れてから、ずっとつきっきりでいてくれたんだから、兄ちゃんのこと、一番心配してくれてたんだよ?」

花梨 「よ、よかった・・・、乱、死んだかと・・・」

乱 「へっ、ゴキブリ並の生命力、なめんなよb 俺が死ぬわけ・・・死ぬ・・・わけ・・・」

音葉 「? どぉかした?」

乱 「!? そぉだ、カラス、カラスは!?」

音葉 「い、いまごろ飯たべてるとおもうけど、カラスくんがどぉかしたの?」

乱 「・・・・夢か、そぉだよな・・・ でも、いやにリアルだったな・・・、あの夢・・・」

音葉 「?、なんか変な夢でもみた?」

乱 「俺が変な天女に殺される夢をみた、んで、そいつとカラスが戦おうとしてるとこで夢は終わった・・・」

音葉 「天女?、・・・ただの夢でしょ? 心配することないんじゃない?」

乱 「そぉ・・・だよな・・・、とりあえず、ありがとな、花梨、おかげでだいぶ好くになった」


そぉいいながらいままで寝ていたベッドからおきあがる乱


花梨 「え、あ、うん、どぉいたしまして・・・」

乱 「んじゃみんなのとこ行ってくる、心配かけちまったし」

音葉 「え、まだ怪我も治ったないんだから、無理しなくても」

乱 「ダイジョブだって、二日もねてたんだ、もぉとっくに・・・治って・・・ヨロ」」

花梨 「だ、大丈夫!?」

音葉 「だから言ったでしょぉ、無理すんなって」


たおれかけた乱を花梨がささえる


乱 「はははっ;、大丈夫なはず・・・なんだけどな;」

花梨 「ぜんぜん・・・大丈夫じゃないよ・・・」

乱 「迷惑かけてごめんな、花梨」

花梨 「え、いぁ、あたしはぜんぜんいいから、早く・・・怪我、治そ?」

音葉 「あ~~、んじゃぁあたし~外でてるわ 邪魔しちゃわるいからね♪ニコ」

乱 「音葉、てめぇ、べつにそんなんじゃ」

音葉 「いいからいいから、じゃぁね~♪、ガチャ、バタン」

乱 「あいつ余計なことを・・・」


乱はそういって花梨に支えられながらベッドに腰掛ける


花梨 「なんか・・・気つかわしちゃったかな・・・」

乱 「気にすんな、あいつはいつもあぁやって俺をこばかにしてたのしんでんだよ」

花梨 「でも、あたし、やっぱいないほうが」

乱 「いいって、・・・んじゃぁ、ここにいてくれ、花梨  これで・・・いいかな?」

花梨 「・・・あり・・・がと」



・・・・・・



カラス 「乱さん、まだおきねぇのかな・・・」

ひさい 「ちょっと心配だねぇ」

銀 「いったい修練上で何がどうなったんだ、あの乱さんがあんなに消耗するなんて」

絶 「さぁな、俺もブラックホールはみたけど、そのあとのことはみてねぇし・・・  アム、モグモグ」

あずき 「・・・・・・」

カラス 「あずき、そんな気おとすなって、ダイジョブ、乱さんのタフさは、俺らがよくしってるだろ?」

あずき 「・・・でも、もぉたおれてから二日だお?、もしかしたらっておもうと・・・ウググ」

カラス 「そりゃ・・・そうだけど・・・・・・」

猫 「まぁ僕らが心配したところで乱さんはよくならないし、とにかくいつもどうり、明るくいこうよb」

銀 「そぉそぉ、明るくね」

ひさい 「さぁて、おかわりもらってこよっと」

カラス 「あ、俺のもたのんでいいかな?」

ひさい 「いいよぉb」


カラスの食器と自分の食器を危なげにもちながらしゃむねぇさんのところに向かう秘蔡


絶 「師匠、あのあと、どうなったんですか? 修練上で」

Last 「n あのあとブラックホールの力はでかくなっていって、それを乱がぶっつぶした」

絶 「すげぇ・・・、さすが俺らを仕切るギルマス・・・」

カラス 「モグモグ、ゴクン、 まぁあんなの、俺でもつぶせたけどなb」

銀 「調子にのるなカラス」

カラス 「本当だって、乱さんにできて、俺にできねぇわけがねぇ」

Last 「乱も死にかけになりながらやっとこわしたんだ、カラスじゃぁまだむりだよ」

絶 「師匠もこわすの手伝ったんですよね?」

Last 「あいつの手助けをしただけ、俺はあんなのこわせねぇ、 アム、モグモグ」

銀 「さっすがラストン、カラスとは大違いだな」

カラス 「俺とは大違いって、どおゆう意味だよ銀!」

銀 「少しは大人になれ、カラス」

カラス 「なんだそれ、まるで自分は大人ですよ~みたいないいっぷりだな いやなやつ」

銀 「なんだと!」

音葉 「はいはい!、喧嘩しないの、 Lastly、ちょっといい?」

Last 「ん? いいけど  ゴギギ」


不安そうな表情をうかべながら席を立つLastly

音葉とLastlyは食堂の外の廊下へと出て行った


カラス 「どぉしたんだろ、ちょっと盗み聞きしてくるかな」

ひさい 「やめとけよカラス、みつかったらやばいぞぉ?」

カラス 「ダイジョブだってb ゴギギ スタッスタッスタ」

ひさい 「まったく・・・ ズビズビ」



・・・・・・



音葉 「私たちが逃げたあと、なにがあったの?」

Last 「その前に、乱はどぉなんだ?」

音葉 「さっき目~覚ました、今は花梨ちゃんがめんどうみてくれてる」

Last 「そぉか よかった・・・」

音葉 「でも、ちょっときになることがあってね」

Lastly 「気になる・・・こと?」

音葉 「乱の傷口は、ここに運ばれたときはそうとうなものだった 正直、もぉダメだとおもった・・・」

Last 「妹のおまえがそれでどうすんだよ」

音葉 「そぉだよね・・・、でも、今日の朝みたら、もぉ傷口がふさがってたんよ」

Last 「それが、どおかしたのか?」

音葉 「人間の回復力で、ここまで早くあんな傷がふさがるなんてありえない・・・」

Last 「たしかに乱は、小さいころから並外れた速度で怪我なおしてたけど、それは妹のおまえもしってるだろ?」

音葉 「それをわかってて言ってるの、兄ちゃんの治癒力がいくら高くても、あれははやすぎる」

Last 「んで、何が言いたいんだ?」

音葉 「あのあと、乱になにかの力がくわわったりしてないかな? たとえば、あのうねりから発せられたなにかをうけたとか」

Last 「そんなことは一回もなかったぞ?」

音葉 「そっか、じゃぁ、この変な力はなんなんだろ・・・」


音葉は難しそうな資料を見てつぶやいた


Last 「乱の体に、なんかおこってんのか?」

音葉 「まぁね、ここに運ばれてすぐ、一回全身検査をしたんだけど、そのときに、体にまとわりつくように、変な力が兄ちゃんを覆ってて、それがみたことない力で」

Last 「その力が、あの回復力に関係してるんじゃないか・・・そぉいいたいんだろ?」

音葉 「そぉ、まぁあとで本人にもきいてみる ごめんね、食事中に呼び出したりして」

Last 「いやいや、そっちも、あんま無理すんなよ? ここのところ、ずっと白衣きて研究ばっかだろ」

音葉 「息抜きのしかたはわかってるつもり、だから大丈夫b、じゃね」


そういうと音葉はまた自分の研究室へともどっていった。


Last 「なにが生き抜きのしかたわかってるつもりだ、青ざめた顔して・・・」


カラス 「・・・・・・変な・・・力」

Last 「そろそろ出てきたらどうだ、カラス、盗み聞きはよくねぇなぁ」

カラス 「な、なんでわかったんだよ!?汗」

Last 「その横ツンツンあたまの先がとびだしてるからすぐわかったよ」

カラス 「うぐぅ・・・」



・・・・・・



そのころ、ギル門番にあたっていた航河は、門の戸締りを確認し、ギルド民宿へ飯を食いにもどろうとしていた。


航 「さてと、早くしゃむねぇの飯が食いたい; ガチャガチャ」

??? 「ちょ、ちょっとまってくださ~~~い はぁ・・・はぁ・・・はぁ・・・」

航 「? 誰だ! ここは関係者以外立ち入り禁止区域だぞ」

??? 「と~ころがどっこ~い 僕は関係者だよぉ~」

航 「んじゃぁ証明できる物品はあるのか」

??? 「あるよb ちょっとまってね~、あ、あったあった はい、これが僕の身分証明書」

航 「・・・!? 服マスター!?」

華 「乱牙 ギルド副マスター、緋鴎柳華 ただいまもどりました~!」



・・・・・・



花梨 「痛むところ、ある?」

乱 「今はどこもいたくねぇかな」

花梨 「・・・嘘つき、こんな傷で、いたまないわけないでしょ」

乱 「あっははは、おまえには、嘘つけねぇか;」

花梨 「え、あ、いや、その・・・なんかごめん」

乱 「なんであやまんだよw うれしいんだよ、俺なりに」

花梨 「・・・・・・あ、おしぼりとってくるね スタスタスタ」

乱 「おう、ありがと」


乱はほっとしたのか、表情もやわらぎ、横になった」


乱 「”俺、こんなんでいいのか・・・、次またあのうねりがでてきたらどぉする・・・”」

花梨 「・・・乱?」

乱 「・・・・・・」

花梨 「乱?」

乱 「ん あ、ごめん、どうかした?」

花梨 「あ、いぁ、なんか考え事でもしてるのかなぁと」

乱 「・・・・・・またおとといみたいにうねりが現れて、もし俺が治ってなかったらって考えたら、早くなおさなきゃなっておもってさ」

花梨 「・・・・・・」

乱 「早く元気になって、みんなを安心させてやらねぇと」

花梨 「・・・・・・馬鹿」

乱 「え? 今なんて?」

花梨 「馬鹿! そうやって、いっつも戦うことしかかんがえてない・・・、みんなを守る?、乱じゃなきゃだめなの? もっと・・・、もっと命を大事にしてほしい 戦うために傷を治してるんだったら、あたしはそんな治療絶対したくない!」

乱 「花梨・・・」

花梨 「おねがいだから、もぉあんな危ないこと・・・しないで・・・」

乱 「・・・でもな、花梨 俺じゃねぇとできねぇことも、いっぱいあるんだ、みんなを守るためにこの力がある 守るために修行してる  もぉ自分のかけがえのない友達とか・・・家族とか・・・、見殺しにしたくねぇんだよ・・・」

花梨 「あ、ごめん、昔のこと、おもいださせちゃって・・・ほんと、ごめん・・・」

乱 「いいよべつに、あの事件があったから、今俺はこぉやって戦える あの事件がなかったら、俺は今でもガキのまんまだったかもしれない・・・ って、今でも十分ガキだよな」


一生懸命作り笑いしながら話し続ける乱


乱 「だから、その約束は・・・ごめん、できねぇや・・・」

花梨 「・・・・・・馬鹿」


乱の過去にあった事件、いったい乱に幼少時代になにがあったのか

それに乱をとりまくなぞの力、乱に影響はあるのだろうか、うねりも出現する気配もなく、また謎が深まるばかり。それは振り出しにもどったスゴロクのように・・・、しかし、彼らは常にサイコロをふり、ゴールを目指す、なにがあっても。


To,be continue…



前話へ



次話へ


Fri, March 19, 2010 04:13:06

逃げろ!

テーマ:小説

修練場上空に突如現れたうねり

乱達はそのうねりに気をとられ、唖然としていた。


乱 「あれって、秘蔡くんたちがみた、かすんだ空ってやつか・・・」

カラス 「乱さん、なんかすんげぇやばい感じがする」


その直後、うねりから バリバリバリっというとてつもない音が響いたと同時に、きれつのようなものが走った。


あずき 「うわぁ!? なにこの音!」

乱 「か、雷なんかの音じゃねぇぞこれは」


ニイチャ~~~ン カラスク~~~ン ダイジョウブ!?~~~~~~~~


乱 「お、音葉!? あぶねぇぞ! くんじゃねぇ!」

音葉 「兄ちゃんたちのほうがあぶないでしょ! うわぁ、もぉ空間の分裂が始まってる・・・」

乱 「前言ってた、空間が形を維持できなくなっておこるっていうあれか?」

音葉 「そぉ、んで、このきれつが空間の裂け目;」

カラス 「・・・こっからどうなるんだよ?」

音葉 「本によると、きれつが一定以上広がれば、空間が完全にさけて、そこからブラックホールが発生するって・・・」

カラス 「ブ、ブラックホール!?」

乱 「おい二人とも・・・つべこべいってる暇なさそうだぞ・・・ みろよ、もぉ真ん中に黒いうねりができてきてる、あれが、ブラックホールなんじゃねぇのか?」

音葉 「本の挿絵にそっくり・・・、間違いない、あれがブラックホールよ」

カラス 「俺たちすいこまれんじゃねぇか!? は、はやくにげようぜ!」


カラスが振り返り、逃げようとした瞬間、とてつもない突風がふきはじめた。


あずき 「う、うわぁぁぁ!! とばされるよぉ!!;」

乱 「あずき! 木につかまれ!」

あずき 「ペタ! ふんぐぅぅぅ・・・ な、なんとかつかまれたおぉ;」


乱 「絶対に離すなよ! 音葉、カラスをつれてテレポートで民宿まで戻れ」

音葉 「なにいってんの!? 兄ちゃんどぉすんのさ!」

乱 「いいから早くいけ おまえのテレポートじゃ、一人つれてくのでやっとだろ」

音葉 「で・・・でも」


??? 「!? 乱! なにがおこってんだ!」

乱 「Lastly!? こっちくんじゃねぇ!」

Last 「くんなって、なんだありゃ、まるでブラックホールじゃねぇか」

音葉 「前ヘネシスででたうねりが悪化して、ブラッウホールになってるの! だからきちゃだめ!」

絶 「師匠 僕らのアサルターでみんなをはこべませんかね?」

Last 「いぁ、おまえのアサルターでわまだ無理だ、絶、おまえは早く民宿にかえれ、俺がやる」

絶 「でも・・・、わかりました、絶対帰ってきてくださいね スタスタスタ」


絶は全力で民宿へ走っていった。


乱 「音葉! とりあえず、カラスだけでもつれていってくれ、このままじゃ犠牲者がでるぞ」

音葉 「だけど、兄ちゃんが・・・」


二人は5秒ほどだまりこみ、音葉がその沈黙を破った


音葉 「わかった・・・ しなないでね? 絶対だよ? 兄ちゃん・・・  シュ!」


全力のテレポートで民宿を目指す音葉


カラス 「いっいいのかよ! 兄貴が心配じゃねぇのか!?」

音葉 「うるさい! 黙ってつかまってて!」



”ごめんね、兄ちゃん・・・><”



カラス 「お、音葉ちゃん・・・」



・・・・・・



乱 「さぁて、こいつどぉする・・・」

Last 「どうするって、俺らでなんとかできる規模じゃねぇだろ」

乱 「とりあえず、俺がなんとかしてみる、Lastlyはあずきをたのむ」

Last 「フッ 昔っからそういうとこかわらんなぁ、乱」

乱 「っるせぇ 早くあずきを!」


乱は練習用のスノーボードをブラックホールめがけて思いっきり投げた

するとスノーボードはすごい勢いですいこまれ、中でバラバラになってしまった。


乱 「こりゃ、吸い込まれたらOUTだな・・・、とにかくコンボためて応戦するしか スタスタスタ」


鉾をレッドデビルにもちかえ、周りの木々を次々になぎたおしていく


乱 「よし、たまった、まずは一発! ブルン!」


光をおびた鉾がブラックホールをつらぬいた

するとブラックホールの中で力と力がぶつかりあい、ブラックホール自体がうねりはじめた


Last 「!? 乱! 中で力の反発がおこって、ブラックホールがゆがんでるぞ、いまのうちにもうちょい強力なの一発ぶちこんでやれ!」

乱 「もうちょい強力なのって、簡単にいうねぇ・・・、コンボを多めにためねぇと・・・チッ、もうちょいかかりそうだ」

あずき 「ら、乱! 後ろ!!」

乱 「n  !?」


乱の後ろから、なぎ倒されていた木々がブラックホールめがけて飛んでくる


乱 「やべぇ、よけられねぇ!  ぐは!・・・」

Last 「乱! おわっっと、風がまた強くなりやがった…」

あずき 「乱が! 乱がブラックホールにぃぃ;; ジタバタ」

Last 「あずき、あぶねぇって! 一緒にすいこまれたいのか!」

あずき 「だって乱がブラックホールにすいこまれるよぉぉ><;!」


木に直撃した乱は空中の風に動きをとられ、ブラックホールへと飛んでいく


乱 「頭が朦朧として、うげけねぇ・・・;」


Last 「ちっ、 あずき、木につかまってろ、絶対はなすなよ!」

あずき 「え、ラストンどこいくのさぁ!」


乱 「”もぉだめか・・・、音葉、約束、まもれそぉにねぇや・・・"」

Last  「乱! しっかりしろ!」

乱 「Lastly・・・」

Last 「俺がアサルターで飛んでる木材バラすから、それを叩いてコンボためろ! それでたりるだろ」

乱 「へっ、むちゃくちゃな・・・、でも・・・死ぬよりは・・・ましだ」

Last 「いくぞ、しっかりねらえ! シュババ!」


Lastlyのアサルターで飛んでいる木材の量はどんどんふえていく。


乱 「頭が・・・、目の前がよくみえねぇ・・・」

??? 「しっかりしやがれ、なさけねぇ主人だなぁ」

乱 「だ、だれだ!? 頭んなかに直接声が響いて・・・」

??? 「ちょいとばかし力かしてやるよ、あんたにしなれると、こっちもこまるんでな」


”誰だかしらねぇけど、いける、これなら!”


Lastlyがバラした木材を次々に砕いていく乱


乱 「しゃぁ、たまった! ・・・グッ、こんなときにまた頭痛が・・・」


乱は頭痛で狙いが定められず、スマッシュがうてない…

するといきなりLastlyが乱のむなぐらをつかんだ。


乱 「Lastly・・・ なにすんだてめぇ・・・」

Last 「世話のやけるやつ、 ほらよっと!」


Lastlyは乱をブラックホールのある方向へ投げ飛ばした。


あすき 「乱~~~!!><;;」

Lastlt 「きめろ! 乱!」

乱 「余計なことを、でもこれで狙える・・・ これが最後の一発 一か八か! いっけぇぇ!!」


乱の手から放たれたコスマッシュはブラックホールのゆがみを直撃した

ゆがみはブラックホールをのみこみ、たえきれず消滅した…


乱 「たす・・・かった・・・ って、あ、ちょ! ドタン!」

Last 「おわった・・・のか;」

あずき 「乱~~~~~~~!!泣」

乱 「おい、あずき・・・、抱きつくなって、そんな泣くなよ・・・;」

あずき 「もぉ! 乱、死んだかとおもったんだじょ!! うわぁぁん><;」

乱 「ははっ、あずきも無事でよかった; ナデナデ」


上空のうねりときれつは徐々に小さくなり、消えていく


Last 「うねりが、消えていく…」

乱 「はぁ・・・はぁ・・・、ともかく、犠牲者がでなくてよかった;」

Last 「乱、おまえそうとう消耗して・・・」

乱 「丈夫だ、民宿に帰るくらいの体力は残ってる・・・」

Last 「そうか?;、とにかく帰ろう みんな心配してるだろうし」

あずき 「しゃむさんがあったかご飯つくってまってるお! きっと!キラキラ」

乱 「そぉだな んじゃさっさと、帰・・・ろう・・・か・・・バタッ」

あずき 「乱!?」

Last 「まったく、世話がやけるギルマスだ・・・w」


うねりは乱のおかげで消滅した、しかし、このうねりが消滅したところで、なんの解決にもならない。

この先同じようなうねりがまた発生するかもしれない。

そのときまでに、この事態の解決策の糸口をつかまなければ・・・



世界が、本当に消えてしまうかもしれないのだから。





To be continue…


前話へ



次話へ


Fri, March 19, 2010 02:07:52

うねり

テーマ:小説

乱 「ふぅ・・・ 今月の食費と光熱費、馬鹿にならんなぁ;」


財布をいやそうにあけて中身をのぞきこむ乱

あの事件から一週間、何事もおこらずに不安は遠のき、乱の頭はあの事件のことよりお金のことでいっぱいだった。


乱 「・・・はぁ;」

音葉 「今月そんなにつかってんの?」

乱 「まぁな、来月からちょっととけちらねぇと・・・」

音葉 「ふ~ん、ま、がんばって~」

乱 「おい;、人事みたいにいいやがってぇ」

音葉 「私はね、けっこう・・・気つかって・・・るんよ?・・・っと、ふぅ;」


そう言いながら馬鹿でかい本棚からおもそうなダンボール箱をおろしてきた音葉


乱 「なんだ?そのダンボール箱」

音葉 「あのうねりの事件があった日に言ってた本が入ってるダンボールよ」

乱 「ん、その本って一冊じゃねぇのか?」

音葉 「全部で30巻にわかれてて、全部読み終えるのにけっこう・・・かかった・・・かな?・・ベリベリ、よし、やっとあいた」

乱 「ほぉ~、世界の終わりについてそこまで熱心に考える暇あったら、育毛剤の研究でもしてろっつ~の」

音葉 「い、育毛剤・・・?」

乱 「だいだいそういうインテリ科学者って、はげてるだろ?、頭」

音葉 「あぁ~、たしかに」

音葉:乱 「・・・ぶふw」

音葉 「って、こんなことしてる暇あるんなら、兄ちゃんこそカラスくんの修行みてあげなよ?」


痛いとこをつかれ、目をしかめる乱


乱 「ダイジョブだって、カラスにわ修行のメニューわたしてあるし、あずきと二人でうまくやってるだろ あ、一人と一匹か」

音葉 「そんなことしてると、あっというまに腕鈍って、立場逆転しちゃうよ、ほらっさっさといってきな」

だるそうに立ち上がった乱の背中を音葉がポンと叩く


乱 「はいはい、いってきますよぉ・3・」


乱は練習用のスノーボードを片手にめんどくさそうに部屋をあとにした。


音葉 「ったくだらしない兄貴だ  よぉし、あたしもがんばって読み直すぞ~」


そのころギルドの修練上でわ


バキッ! バコッ! ズガッ!


カラス 「とぉりゃ! ドスン! メシメシメシ、ドゴン!」

あずき 「カラス~、もっときれいになぎたおせないの~?」

カラス 「うっせぇなぁ、けっこう・・・難しいんだぞ・・っと ドガン!」

あずき 「えぇ~、そんなのボクでもできるよぉ」

カラス 「はぁ・・・はぁ・・・、  ほぉ~んじゃぁやってもらおうか」

あずき 「チェッ ボクをなめてるでそ~?? 驚くなよぉ!」

カラス 「はいはい^^」


あたりにある木の中でも一番でかい樹木を選ぶあずき、意地っぱりなところにまたかわいげがある。


あずき 「ミラクルあずきパーンチ! ポフン!」


・・・・・・。


あずき 「ちょ、ちょっと失敗しただけだもん!汗 も、もういっかい!」

カラス 「ーωー)じ~~~~」

あずき 「うむぅ! こうなったら、ミラクルあずきキーック! ポフポフポフ!」


・・・・・・。


あずき 「チョ ココクウキヨマナキャ~ジュモクサン・・・ココハコォヤッテゴニョゴニョ」

カラス 「木に空気よませるな!」


オーイ シッカリヤッテルカー


修練上の入り口あたりから乱の声がきこえた。


カラス 「m 乱さんだ、珍しい」

あずき 「乱~~、カラスなんかの修行みにくるなんて、どぉかしたのぉ??」

カラス 「てんめぇ、カラス「なんかの」ってなんだよ!」


めんどくさそうな顔はそのままに、こちらへ歩いてくる。


乱 「はいはい、喧嘩すんなって カラス、何本倒した?」

カラス 「さっきまでので、少なめに見積もって50本程度かな」

乱 「んで今休憩中ってわけか、まぁ今日中に200本だからな、倒した木は調理場でつかうから、もってかえるぞ」

カラス 「2、200本全部?;」

乱 「あたりまえだろb」

カラス 「はぁ・・・気がとぉくなる・・・」

乱 「俺も手伝うから、ほら、さっさと200本たおしちまえ」

カラス 「はいはい、あずき、あぶねぇからどいてろ」

あずき 「なにさなにさ! 横ツンツンあたまのくせに! このあずきちゃまを、うぐぅ」

乱 「ほらほら、こっちきてろあずき」

あずき 「むむぅぅ、 むすぅ」


あずきはほっぺたをふくらませ、すねてしまった。


カラス 「うりゃ! ズドン! メシメシ ドゴン」

乱 「ん~、悪くはねぇんんだけどさ、一発でくだけねぇのか?」

カラス 「んあぁ?・・・ 簡単にいってくれるねぇ・・・; はぁ・・・はぁ・・・」

乱 「まぁいい、ちょいと見てろやb」


練習用のスノーボードを構え、よさげな木をみさだめる。


乱  「あれだな、   はっ! バギッ!  ドゴン!」

あずき 「さっすが乱~、久々にみたよ☆、乱の修行姿!」

カラス 「あんなの俺でもできるっての・3・」


一撃で根元を粉砕し、次々に木をなぎ倒していく乱


乱 「ほら、やってみろb」

カラス 「んぐぅ・・・」

あずき 「できるんだよね? カラス?」

カラス 「ムッ、いちいちむかつくやつ、あずきはだまってろ」

あずき 「ぶ~~・・・」


鉾を構え、精神を鉾先に集中させる


カラス 「うりゃぁぁ! バギギ! ドゴン!」

乱 「ほぉ~、やればできるんじゃねぇの」

カラス 「へっ、こんなもんできてとうぜ・・・ん・・・ヨロ」

あずき 「カ、カラス!?」


力を使いすぎたせいか、カラスがよろめいた。


乱 「大丈夫か?、カラス」

カラス 「えっへへへ; やっぱ、俺まだまだだわ・・・」

乱 「・・・w できなくて当然、そんな急がなくてもいいだろ、なb」


そういいながら乱はカラスの肩をパンと強めに叩いた。


カラス 「へへ、よし、んじゃぁさっさと200ポン、なぎたおしちまおうか とりゃぁ! ズドン!」

乱 「っは! バギギッ ドゴン! ドゴン!」

カラス 「乱さん・・・?」

乱 「無理すんなって 手伝ってやるよ、200本」

カラス 「へっ、足手まといだからひっこんでな! ズドン! バギギ」

乱 「言ってくれるじゃねぇの」


あずき 「二人ともたのしそうだな~、 僕も、あぁやって強くなれたら・・・」

あずきの目に光るものがみえた。


・・・・・・

チク、タク、チク、タク


TV「ココデ、キョウノテンキヨホウヲオツタエシマス。」


音葉 「・・・んぐぅ、は!? あたし、ねちゃってたか;;」


朝からずっと本を読んでいた音葉、疲れがたまっていたのだろう。


チク、タク、チク、タク ゴーーン ゴーーン ゴーーン ゴーーン ゴーーン…


音葉 「もぉこんな時間: 調理場でしゃむねぇの手伝いでもするかな・・・ん? ずっとテレビつけっぱなしだったのかな; また兄ちゃんにおこられる」


音葉がテレビをけそうとしたそのときだった。


"続いて、週間予報・・・天気予報の途中ですが、臨時ニュースをお伝えします。

ついさきほどより、中央ダンジョン上空において、うねりのようなものが出現、付近の住民をおびやかしています。

ここで、理化学研究科のハママツ・タケオさんをおよびいたしました。 ハママツさん、よろしくおねがいします。"

"こちらこそ、よろしくおねがいします。"


音葉 「うねりって、まさか。一週間前の・・・ ん? ハママツって、どっかで」


音葉はふとさっきまで読んでいた本「世界の終息」の筆者を確認した


音葉 「筆者、タケオ・ハママツ やっぱり、この人だ・・・ はげじゃなかったんだなぁ~  って、そんんことはどうでもいい!  この人が呼ばれてるってことは、本当に空間の安定が乱れてるってこと?・・・だとしたら、兄ちゃんたちがあぶない!」

血相をかえてコートだけもって修練上へ走っていく音葉


しゃむ 「あ、音ちゃん! もぉすぐ晩ごはんやで? どこいくん?」

音葉 「ちょっといそいでるんで、きちんと晩ごはんマデニハモドリマ~ス・・・」

しゃむ 「あれま、もぉいってもぉた どぉしたんやろ?」


シュン! シュン!


しゃむ 「うわぁ!、お湯があふれてる!」



スタスタスタ、スタスタスタ

音葉 「早く・・・早く知らせないと・・・  はぁ・・・はぁ・・・」


音葉が必死に走ってる頃、二人と一匹は


カラス 「はぁ・・・・・・はぁ・・・・・・汗」

乱 「なんや、もぉへばったんか?; さっきのいせいわ・・・どぉしたよ! ズドン!」

カラス 「これっぽっちもつかれてないねぇ!・・・ふぅ・・・乱さんこそ、やすんでて・・・いいんだよ?! バギッ!」

乱 「はは、そうこなくっちゃなぁ!」


あずき 「ふんふんふん~♪ 二人とも兄弟みたい~☆  ・・・? 乱~、お空がなんか変だお?」

乱 「んえぇ? あずき、どぉした?」

あずき 「ほら、晴れてるのに雷が」

カラス 「・・・?  !?  乱さん! 真上!」


乱 「ん 、・・・なんだ・・・あれ・・・」


・・・・・・


音葉 「はぁ・・・はぁ・・・ んあぁ・・・ 早く・・・早く!・・・」


二人と一匹のいる修練上の上空に再び現れたうねり、このうねりが、本当にこの世界を消滅させてしまうものなのだろうか。 このままでは二人と一匹が危ない・・・


to be continue…

前話へ


次話へ

Thu, March 18, 2010 09:22:28

異常現象

テーマ:小説

ギルド民宿のある中央ダンジョン付近をぬけたところにある町 ヘネシス

毎朝新鮮な食材や雑貨などがとりそろえられ、おおいに賑わう。

ギルドメンバーが飯をたべている時間、一足先に飯をたべおわった二人が食料調達をしにヘネシスへ来ていた。


ひさい 「ふぅ; さすがに朝のヘネシスは混んでるねぇ;」

銀 「しかたないっしょ~ いろんな町から食材目当てに人があつまるんだから」

ひさい 「あぁね ってかなんで俺らこんなことさせられてるのやら・・・」

銀 「それは・・・」


~数時間前~


ひさい 「ごちそ~さん」

銀 「ごちそうさまでした~」


しゃむ 「早! ちょっと急ぎすぎやない?」

ひさい 「いやぁ、うまいもの食べてると必然的にはやくなるっしょ~」

しゃむ 「おせじがうまいんやから~もぉ~♪」

銀 「げふっ、はらいっぱいだ~」

しゃむ 「あ、それじゃぁ二人にたのみごとしてもいい?」

ひさい:銀「たのみごと?」


しゃむ 「ヘネシスの朝市で、魚と野菜かってきてほしいんやけども・・・ね?ニコ^^」

ひさい 「朝市って、めちゃくちゃ混むんじゃ・・・」

銀 「朝からつかれ」


ドゴン!!

はしらを蹴った音が調理場中に響いた。


ひさい:銀 「ひぃぃ;」

しゃむ 「いってきて・・・くれるよね? ん?」

ひさい:銀 「い、いってきます・・・」

しゃむ 「ほんまに~☆ ほなおねがいな~ あ、このリストに書いてある物全部ね♪」


・・・・・。


ひさい 「しゃむねぇさん、あいかわらずこえぇなぁ・・・」

銀 「ほんと、あれでおとなしかったらすんげぇかわいいのになぁ・・・」


しゃむ 「ひっひくしゅん! あ~、誰かうわさしてるなぁ?・・」


ひさい 「まぁさっさとすませようぜいb、リストの物全部かえばいいんだろ」

銀 「何かえばいいのかな?」

ひさい 「え~っと、ニシンにアジ、イワシ エリンギにもやしにほうれんそう、ちんげんさい、・・・?」

銀 「どした?」

ひさい 「はぶらしに洗顔用石鹸 化粧品・・・・って、これおもいっきりしゃむねぇさんの私物!?」

銀 「おそろしや、しゃむねぇ;」


商人 「いらっしゃいいらっしゃぁい~、・・・? な、なんだありゃ!?」


商人の目線の先の空には、ブラックホールのようにそらが黒くかすみ、たびたび電光がはしっている。


ひさい 「ん、なんかあったのかな」

銀 「秘蔡さん、あれ!」

ひさい 「・・・なんだあれ」


ふたりがそのかすんだ空をみつけた直後、大きな音をたててそこからきれつがはしり、それがどんどん大きくなりはじめた。


通行人 「とにかくにげろ! あぶねぇぞ!」


町にいた人がいっせいに逃げだし、あたりは大混乱


銀 「と、とにかく俺らもにげようぜ;」

ひさい 「はぶらしと洗顔石鹸と化粧品だけは買ってかえろうか」

銀 「なにいってんだよ! あぶねぇじゃねぇか;」

ひさい 「んじゃぁ買い物すっぽかして帰ったあとのしゃむねぇさんとどっちがおっかねぇ?」

銀 「・・・ それもそぉだな、よし、さっさと買い物すまそうぜ!」


二人は店員のいない雑貨屋で、お金だけカウンターにおいて買い物をすませた


ひさい 「ちょ;; 銀はやいよぉ;」

銀 「いそがねぇと、俺らまでまきこまれるぞ! ほら、あのきれつでかくなってきてるし;」


買い物をすませた頃には、最初みたときの2倍ほどまできれつが広がっていた。


ひさい 「いったいなんなんだあのきれつ、なんかすんごいやばそうなんだけど」


次の瞬間、地震ともいいがたい揺れが二人をおそった。


銀 「ちょ 地震なんてレベルじゃねぇぞこの揺れ!」

ひさい 「おっとっと、化粧品がわれるとこだったぁ・・・;」


数分で揺れはおさまった。 空をみると、きれつがどんどん縮まり、きえてゆくのがみえた。。


銀 「なんだったんだ、あのきれつといいさっきの揺れといい」

ひさい 「世界の終わり・・・か?」

銀 「んなばかな;w」

ひさい 「だよねぇw」


銀 「とにかく早くギルドにしらせたほうが」

ひさい 「そうだね、早く帰らないとb」


そのころギルド民宿でわ


カラス 「・・・俺の・・・俺の頭が・・・」

あずき「ぶふふwww カラスの頭パイナポーみたい~~ おっもしろ~いwwゲラゲラ」

カラス 「ムカッ てんめぇぇっぇぇぇ・・・・・・」

カラス 「あ! うんまそぉなチキン!:

あずき 「え! どこどこ! どこにあるの~~~!キラキラ」

カラス 「フッ かかったな! かくごぉぉぉ!!」

あずき 「あまいなぁ、カラス・・・」

カラス 「へ?」


あずきは尻尾をカラスがすわっている椅子にひっかけ、勢いよくたおした。


カラス 「って、あっ、ちょ、おま ドタン!」

あずき 「へへ~ん♪ 僕をこばかにするからこうなるんだお! そぉれ、ドスン」

カラス 「ふんぎゃぁ!」


あずきはカラスの頭の上でやりたい放題。


カラス 「な、なんでこんなチビ豆に・・・;」

あずき 「あ~! チビっていったなぁ! 頭もっとひどくしてやるぅ! キャハハ~☆」

カラス 「やっやめれ~~~~;;;」


乱 「まだやってるよ・・・ あいつらつかれねぇのかな?」

しゃむ 「いいんやないの? 子供は元気やないとなぁ」

乱 「カラスはもぉ子供って歳じゃねぇだろ;」

猫 「乱さんも十分子供にみえるけど?」

乱 「ぶふっ・・・ そぉかな?」

猫 「嘘、ズビズビ」

乱 「嘘かい; まぁいいか、しゃむ、おかわりおねがい」

しゃむ 「あいお~♪」


たっ大変だよぉ! ヘネシスが大変なことに!


乱 「n 今ひさいくんの声がきこえたような」


秘蔡と銀が必死ではしってこちらへ来るのがみえた。


しゃむ 「おっかえり~♪ たのんだもんちゃんとかって来てくれたぁ?」

ひさい 「そ、それどころじゃないんだって・・・ぜぇ・・・ぜぇ;」

しゃむ 「どぉしたん二人とも、そんな息切らして」

銀 「とりあえず・・・これ・・・、たのまれたやつ」

しゃむ 「サンキュー☆・・・あれ? 食材は?」

ひさい 「いやぁ; 色々理由あって食材買う余裕なくて;;」

しゃむ 「ピキッ ・・・まぁええわ、その理由とやらきかせてもらおやないの タイシタコトナカッタラ・・・」

ひさい:銀 「ひぃぃぃ;」


乱 「まぁまぁ; 真剣になんかあったみたいやし、刑の執行はきいてからでも」

銀 「ちょっ 乱さん、刑ってなに?;刑って(((」

乱 「n ウシシシシ^^」

ひさい 「黒」

乱 「この純白の心の持ちぬボグハッ;;」

音葉 「なぁに調子にのってんんの兄ちゃん」

乱 「本で後頭部なぐらなくてもいいだろ;;」

音葉 「生半可なのじゃこたえないでしょ?」

乱 「・・・・;」

ひさい 「音ちゃん、おはよぉ;」

音葉 「ひさいく~ん、と銀たん、どしたの? そんな血相変えて」

銀 「その銀たんってのやめてもらえないだろうか(」

音葉 「えぇ~ いいやないの~かわいいでしょ?」

銀 「・・・まぁいいけども」

ひさい 「とにかく説明すると・・・」


秘蔡は乱達にヘネシスでおきた出来事を全部話した。


乱 「地震? んなもんきてねぇけど」

ひさい 「え? ここはゆれてないの?」

しゃむ 「ぜんぜん感じなかったけど」

銀 「地震というか、震度8とかいうレベルじゃなかったよ;;」

猫 「・・・なんか俺空気だな」

ひさい 「あ、神様おはようございます」

猫 「今きづいたんかい!」

銀 「あ、神様はよぉ」

猫 「なんか悲しく・・・(」

乱 「あ、神様どうもおは」

猫 「もぉええわ!」


乱 「んでだ、そのひずみってのがよぉわからん;」

ひさい 「ん~、説明がしずらいんだよね~、 こぉ、かすれてみえてるというか、もやもやしてるというか・・・」

銀 「あれは現実に存在しないような物だった」

音葉 「それって、空間のゆがみってやつかな」

ひさい 「空間の・・・ゆがみ?」

乱 「なんかしってんのか?」

音葉 「本でよんだんだけど、空間が不安定な時に、空間が形を維持できなくなって分裂しそうになった所に現れるんだって、そのきれつは空間が割れたんだとおもう」

乱 「音葉、それなんの本で読んだ?

音葉 「世界の終息」

乱 「またそんな変な本を・・・ ってことは、この世界が安定してないってことか?」

音葉 「だってそう考えたらつじつまあっちゃうんだもん」

ひさい 「たしかに割れたってかんじだったなぁ、あのきれつ」

銀 「そういえば、きれつがはしるとき、バリバリバリってすごい音が」

音葉 「なんかやばそうだね」

乱 「んで、その本は信用性あんのか?」

音葉 「いちおう、科学者が実際の検証の元でかいてるから、たぶん信用はできるとおもうよ」

乱 「世界の安定の乱れ・・・か、なんかほんとに世界の終わりみたいなフレーズだな」

しゃむ 「まぁまぁ、とにかく実物みてへんからどんなんかぜんぜんわからんし、次そのひずみとやらがあらわれるまでなんもできひんやろぉ」

ひさい 「そぉだね~、とりあえず、またひずみが現れるまでこの話は保留ってことで」

銀 「ん~きになるぅ・・・」

音葉 「ちょっとあの本もう一回読み直してみようかな」

乱 「音葉、朝飯どうすんだよ?」

音葉 「コーヒーだけもらってくb」

しゃむ 「無理したあかんでぇ? おなかすいたら残り物でなんか作ったるからなぁb」

音葉 「ありがと、しゃむねぇ」


そういって音葉は自分の部屋へ戻っていった。

音葉はいつも難しい本や資料をよんだり、ネットでしらべものをしている。 ギルドの物知り博士のような存在だ。


乱 「さてと、とりあえずいつもどうりにすごしとけばいいんだよな」

しゃむ 「そぉそぉ、いつもどうりが一番b」

乱 「そういえば、二人の刑の執行のときでわ? しゃむ猫さん」

しゃむ 「フヒヒ、覚悟せぇよ二人とも・・・・・・」

ひさい:銀 「ちょ、乱さん余計なことを・・・あれはしかた」

しゃむ「なくない! ちょい表でろや」

ひさい:銀「ひぃぃぃぃ;;」


あのひずみはほんとうに空間のゆがみだったのだろうか、空間が安定していないとわどういうことなんだろうか、今の段階ではなぞだらけだ。

ギルドメンバーはとにかく次にひずみが現れるまでいつもどうりに生活するしかなかった。

To be continue…



前話へ

次話へ

Wed, March 17, 2010 01:14:54

ギルドの朝

テーマ:小説

誰もが眠っている深夜、ギルドの民宿の門前から二人の話声がきこえる


絶 「・・・ねっみぃ」

航 「なんだなんだ、こっちまで気ぬけるからやめてほしいんだけど;」

絶 「しるか~・・眠いものはねむいんだよ・・・ふあぁぁああぁぁぁああ・・・むにゃむにゃ」

航 「あぁあぁ、でっかいあくびしちゃってさ~、こっちまで眠くなって・・・Zzz

絶 「そぉそぉ・・・って早! もぉいいや、寝たれ! Zzz


二人はギルドの夜番の当番のため夜遅くまでみはり


あたりは真っ暗闇、時が止まっているかのように静かだった。

ねようとしてもねつけず、絶はまた話し始めた。


絶 「航河、・・・おきてるか?」

航 「ねてるよ~・・・・」

絶 「・・・・・。」

絶 「そういえば航河、最近神隠しが多発してるってしってるか?」

航 「・・・ん? 神・・・隠し? んなもん迷信だろ? くっだらねぇ」

絶 「それが本当らしいんだよ なんでもエルナス山中のダンジョンにはいった人がそのまま行方不明になったりとか どこさがしてもみつからねぇんだと」

航 「そんな話でビビるとでも? もっと怖い話ならまともなネタしいれてこいよ、んじゃお休み・・Zzz」

絶 「ムカッ もぉいいよ; 神隠しにあって帰ってこれなくなってもしらねぇからな(てか神隠しにあったらいいのに)」

航 「きこえたぞ・3・」

絶 「? なんのことやら フヒヒ」

航 「いやなやつ」 絶 「どっちが?」  航:絶「Д!・・・」


絶影の話をまるできこうとしない航河


絶 「だから~、本当なんだって! このわからずや!!」

航 「はいはい、わかったから そういうのは他でどうぞ~  眠いんだから邪魔すんなっつ~の・・・・・むにゃむにゃ」

絶 「Д!」


二人は眠気でイライラしているのか、なにかときげんが悪そうだ・・・


それから数時間がたち、朝日が顔を出し、木々をかいくぐってギルドの民宿まで木漏れ日がさしこんできた。 =飯時だ


絶 「しゃぁぁぁ!! 夜番おわり! はらへったぁぁぁぁ スタコラサッサ」


絶影はしゃむねぇさんの調理場へすっとんでいった


航 「あの馬鹿!、俺の分くうんじゃねぇぞゴルァ!」


航河も眠気眼で調理場へむかう、そのとき後ろで物音と共になにかが飛び出してくるのがわかった。

航「!?・・・・・  なぁんだメイプルキノコか; おどかしやがって きえろ! どっかいけ!」

メイプルキノコ「;Д泣」


相手にもされずメイプルキノコはトボトボとどこかへ歩いていった、ただ遊びたかっただけなのに・・・、

調理場ではしゃむねぇさんがもぉ腕をふるっていた、朝はやくからギル員全員の飯を毎日つくっている。

今日もうまそうなにおいをただよわせ、きげんよく調理をするしゃむねぇさん

絶 「しゃぁぁむねぇぇぇえさぁぁぁぁぁん! 俺の大盛りで!キラキラ」

航 「は!? てめぇ全然はたらいてねぇくせになにを!」

しゃむ 「わかったわかったw ほら、すわってまっといてやb」

絶:航「はぁぁぁぁぁい」  しゃむ「ええ返事やb」


飯時になるところっと性格がかわる、食欲旺盛なのはいいが食いすぎるのがたまに傷(



ギル員全員が調理場に集まり、飯という名の戦争が始まった。


乱 「んじゃぁいただきます」

一同 「いっただっきまっす!」


カラス 「あずき! そのからあげ、俺のだかんな!Д

あずき 「ほぇ?、カラスいらないでしょぉ? 僕がおいしくたべてあげるよぉbb」

カラス 「やめれえええ!!」


乱 「あいかわらずにぎやかだなぁ、うちの食事時は」

乱がまだ眠そうな目でみんなをみて言った。

しゃむ 「そら成長期真っ盛りの子らがいっぱいおるからなぁ」

乱 「まぁそうやけど、あ、しゃむ、コーヒーもらえるか?」

しゃむ 「あいおうb ギルマスのたのみならしゃぁないなぁ^^」

乱 「たのむわb」


コーヒー豆をひきおろした粉をコップにいれ、ミルクとはちみつをいれて熱湯をそそぐ


しゃむ 「はい、いつものねb」

乱 「まってました~、このコーヒーが朝の楽しみだよb」

しゃむ 「ほめてもなんもでてこぉへんでぇ!キャハ」


カラス 「へっ、乱さんまたしゃむねぇといちゃついてやがる・・・ウーーー」

あずき 「すきあり~~♪ パク!」

カラス「あ! てんめぇこの桃団子がぁぁぁああ!!! から揚げかえせぇぇぇええ!!」

あずき 「タビェテリュモノワハキダシェマシェン♪・・モグモグ」

カラス 「はけ! 今すぐ原型のままではけ!」

あずき 「ふっふふ~ん♪ スタコラサッサ」

カラス 「またんかい!」


カラスはあずきのしっぽをつかんでぶんまわしはじめた


カラス 「は~き~だ~せ~!!」

あずき 「ふぎゃぁぁぁぁぁぁぁあああ まわるうぅぅぅう@@」


カラスのてがすべったひょうしにの手から勢いよくあずきがとんでいった

地面にころがって何回転かして止まったあずきはすでに涙目だ

あずき「う・・うぐぐっぅ・・・・・」

あずき 「乱~~~~><; カラスがいじめてくる~~~~泣」

乱 「楽しそうにしてたじゃねぇの~ もっかいやってもらいなb」

あずき 「いやだね! カラスにだけはやられたくないもん! プイ」

カラス 「けっ、かわいくねぇやつ この桃饅頭!」

あずき 「なんだよこの横つんつん頭!」

カラス 「セットするのに何時間かかってると!!」

乱 「いいかげんにしねぇか; 朝くらいしずかにコーヒーのませてくれ;」

カラス 「へぇ~、本当はしゃむねぇと二人になりたいだけなんだろぉぉぉ???」

乱 「なにいってんだカラス あ、まさか、やきもちやいてんのか?w」

カラス 「べ、べつに!!」


カラスは顔を赤らめながら自分の席へ戻っていった。


あずき 「乱~~~;」

乱 「どぉしたんだよあずき」

あずき 「カラスにぶんまわされてキューティクルな尻尾がのびちゃったおぉぉ;;泣」

乱 「んじゃぁおかえしにカラスのツンツンあたまグシャグシャにしてきなb 俺が許す」

あずき 「さっすが乱だ! おもいっきりやってくるお!!キラキラ」


あずきはきげんよく席へもどっていった。

倍近くのびた尻尾をひきずって歩きにくそうにカラスの頭を目指すあずきの後姿はなんだかいつもよりかわいげがあった


乱 「一生このままがいいな、俺ら」

しゃむ 「え、このまま・・・がいいの・・・」

乱 「どうかしたか?」

しゃむ 「いやいやいや、なんでもない^^;」

乱 「・・・?」

しゃむ 「なんでもないって!」

乱 「まぁいいけど、ズズズ」

しゃむ 「あはははは;;」

??? 「またいちゃついてるなぁ~?」

乱 「n もぉおきたか」

しゃむ 「優さん、ぐっも~に~ん♪」

猫 「おはよぉ しゃむちゃん、コーヒーもらえるかな?」

しゃむ 「あいあいさ~b」

乱 「優さん、おはよっす」

猫 「おはよb」


ぎゃぁぁぁぁぁあ!、この桃豚がぁぁぁぁぁぁぁあ!!!!!!

キャハハ~~~♪ スタコラサッサ


乱 「またやってるよw」

猫 「んじゃぁこっちも乱さんの髪型を・・・」

乱 「・・・髪型を?;」

猫 「つるつるに♪」 乱 「つるつるに!?」

猫 「しかたない、タフガイでゆるしといてやろうb」

乱 「いぁ; 変えない方向で;」

猫 「そんな選択肢はない!」

乱 「Д;」

                                                   

子供のようにはしゃいで飯を食べるギルド員、その時ギルド民宿のふもとの町でなにはおこっているかもしらず・・・              


to be continue…


次話へ

powered by Ameba (アメーバ)|ブログを中心とした登録無料サイト