「なんでD(ドリィイイーーーム)C(キャァアストッゥ)!!」
ベットから起き上がり、左手を振りかぶり力を溜め一気に解き放つ
虚空を切り裂き音が出るほどに放つ。
見事な絶叫突っ込み。だが現実は変わらない。
現実?そう今日からはここが俺の現実。
ありがちですみませんが、転生物です、ごめんなさい。
第一話 始まり始まり
「突然だがあなたは死んでしまいました」
「すんません、意味がさっぱりわからない」
金髪の白スーツがなんぞのたまう
「実は神様家業というのも意外とお役所作業でして、
同姓同名の違う人間が死ぬ予定の所を手違いで貴方が死んでしまいました」
「えぇー」
もうあまりにあれで適したリアクションも取れない
「もうしわけないのでこちらであらたに
いくつか人生を用意しておきました
こちらの契約書にサインを願えますか」
「えぇえー」
なんというテンプレート、あまりにあれで適した(ry
「君の部屋から取ってきたので
好きなのをえらんでください」
なんだろうか、あのグレーの物体は・・・。
そこからコードが生えていて緑やら赤やら青やら黄色のボタン・・・?
「?SFC(スーパーファミコン)?」
「そーですね」
「すんません、意味がさっぱりわからない」
「一から世界を構築するのはなかなか骨が折れるもので
基礎となるものが必要なんです」
そーいうものらしい
「せめてPS2もしくはPSPにはまかなりませんか」
それなら家にもあったはずだ
ラインナップは他にもGBA・SS・DCだ
「私の力でその容量は無理です」
「(´・ω・`)」
この御時勢で今更SFCはないだろう・・・。
とはいえゲームの世界・・・心躍るものは確かにある
だが、問題は俺の持っているカセットラインナップ
SFC時代後期から入り、ソニーを敵視し、セガの信者で過ごした青春時代
もっているSFCは多くはない、おまけに目の前の金ぴかも全部は持ってきていない
以下転生先候補カセット
・スーパーマリオRPG
・フロントミッションガンハザード
・ライブ・ア・ライブ
・スーパードンキーコング
・魔装機神
・ロマンシング サ・ガ3
・・・悩ましい・・・
・マリオRPG
マリオは好きだ。職業は配水管整備士だが、それでも一国の王女愛を育み、助ける為に奮闘するマリオ
なんという男前。でも、あのファンタジーな感じで配水管とかういてね?
問題があるとすれば、俺がきのこアレルギーだという事
無理ですね、ごめんなさい
きのこなしプレイとかなんという無理ゲー
・ライブ・ア・ライブ
時代浪漫が嫌いな男などおらぬ。
どの時代に参入しても楽しく過ごせるだろう
ただこれオルステッドさんが・・・
なんとか彼を幸せにしてやりたいが・・・
やはりこれもきびしいだろう
・スーパードンキーコング
人間でお願いします
・ロマンシング サ・ガ3
変わる出会い変わる運命変われない世界ですね、わかります。
自由度が高いのでここが一番転生すると楽だろう
ただ・・・これはすべてにいえることなのだが・・・
あのクリーチャー達を生身で相手にするのは考えただけで心が竦む・・・
そう考えると絞られるのではないか
・フロントミッションガンハザード
・魔装機神
どちらも生身で戦うということはない。
戦うことにはには変わらないのだが・・・。
どちらを選ぶか・・・?
どちらも国とかなにやら絡む戦争ものではあるのだが・・・
フロントミッションはあまりにガチ戦争すぎやしないか
一般人が行くには余りにきびしい
・
・
・
「魔装機神でお願いします」
「了解しました」
ごそごそとケーブルをつないでいく金ぴか
「はい、ここすわってくれますか」
TVの前でばしばしと床を叩く金ぴか
「画面だけ見ていてください」
「・・・・」
いまさらどきどきしてきたよ・・・
「このケーブルが、んー?ささらないーまぁ、いいでしょう、似たようなものですし」
魔装機神かぁ、いいよねリューネ(*´Д`)プレシア(*´Д`)ハァハァ
「こっちかな・・・よしこれで」
妄想にふけってる間に準備が整ってたらし、、、って
「ちょ、おま、それ」
やつの指先に白い箱、オレンジのエンブレム
「いきますよー」
そして、意識が飛ぶ
最後に見たものはオレンジ色のウズマキだった・・・
(続く)
文章かくのって難しいなぁ
どうでもいいとこで長くてごめんなさい
次次回くらいから本編です
ごめんなさい