鳩山由紀夫首相が記者団とのやりとりを一方的に打ち切るなど、いら立ちを見せる場面が目立っている。米軍普天間飛行場問題で打開策が見いだせないのが背景にあるようだが、首相が自らの発言で窮地に追い込んでいる面も否めない。周辺では、記者団が囲んで質疑する「ぶら下がり」取材の廃止論も浮上した。
「場当たりな発言は一切していない」。首相は6日、普天間移設に関し「最低でも県外」とした自身の発言を「公約ではない」と明言したことに記者団が「場当たり的では」と指摘すると、語気を強めて反論した。
先月28日には普天間問題で「いちいちコメントしない」とノーコメントを連発。同21日は質問が続いているにもかかわらず、一方的に無視して立ち去った。
首相は就任当初から、ぶら下がり取材で記者団の質問に丁寧に回答。今年になり、小沢一郎民主党幹事長や自身の「政治とカネ」問題で「起訴されないことを望みたい」といった不用意な発言が続いたこともあり、答えは徐々に短くなったが、それでも自ら打ち切りはしなかった。(共同通信)
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