NY株:1年5カ月ぶり高値

2010年3月18日 10時25分

 【ワシントン斉藤信宏】17日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は7営業日続伸し、前日終値比47.69ドル高の1万733.67ドルと、08年10月1日(1万831.07ドル)以来、約1年5カ月ぶりの高値で取引を終えた。

 米連邦準備制度理事会(FRB)が、前日の連邦公開市場委員会(FOMC)後の声明で、事実上のゼロ金利を今後も継続する姿勢を示し、超低金利政策が当面続く見通しになったことを好感した。2月の米卸売物価指数が前月比0.6%下落したことで、インフレ懸念が緩和したことも、市場の安心感につながった。

 ハイテク銘柄主体のナスダック総合指数も続伸し、終値は11.08ポイント高の2389.09となった。

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