11日、インド紙は、中国からのサイバー攻撃や実効支配線の侵犯が頻発していると伝えた。写真はパンゴンツォ湖。

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<中印>サイバー攻撃に実効支配線侵犯、相次ぐ中国の挑発行為―インド紙
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2010年5月11日、インド紙ザ・タイムズ・オブ・インディアは「中国軍の侵犯が頻繁に」と題した記事を掲載した。13日付で新華網が伝えた。

同記事は現実の国境とネットの双方で、中国による侵犯が相次いでいると告発している。サイバー攻撃が急増しているほか、中印間の4057kmに及ぶ実効支配線全体が脅かされているという。

チベットに隣接するインド・ラダック地方では、今年に入ってから中国による侵犯が急増し、前年比で27〜52%もの増加率を記録している。パンゴンツォ湖の北部、南部は中国が支配下に置き、巡察隊が徒歩や車、船などでインド実効支配地域に侵入している。インド軍も逆に実効支配線を越えることはあるが、中国ほど大胆な行動をとってはいない。中国の軍事力の強化を目にしてインド軍は慎重になっているとも伝えられる。

インド政府は「侵犯問題は実効支配線に関する中印両国の『異なる理解』によって生み出されたもの。現在、交渉によって友好的な解決を図っている」との態度を公式には表明している。しかし一方では前線でのインフラ施設を集約するなどの動きも見せており、インド政府の内心の不安が見て取れる。(翻訳・編集/KT)
2010-05-15 12:56:20 配信

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