口てい疫 新たに感染の疑い
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口てい疫 新たに感染の疑い

5月15日 4時8分

宮崎県内で相次いでいる家畜の伝染病の口てい疫について、宮崎県は、14日夜、新たに、川南町の5か所の農場の牛に感染の疑いがあると発表しました。

宮崎県内では、先月20日以降、口てい疫に感染、または感染の疑いがある牛や豚が、川南町、都農町、えびの市で相次いで見つかっています。宮崎県によりますと、新たに口てい疫に感染した疑いがあるのは、川南町の5か所の農場で飼育されているあわせて8頭の牛です。これに伴って、これらの農場で飼育されている牛109頭は、感染を防ぐため、すべて処分の対象になるということです。宮崎県内で、口てい疫に感染、または、感染の疑いがある牛や豚が見つかったのはあわせて91件で、処分の対象となった家畜は8万300頭余りに上っています。口てい疫感染の拡大を防ごうと、宮崎県は、県内の50か所で畜産関係の車両の消毒を行っていますが、これに加えて、一般の車両にも消毒に協力するよう呼びかけを行っています。