広報資料
平成22年3月24日
交通局(自動車部技術課 電話863-5154)
民間活力を導入した広告付きバス停留所の供用開始と完成式典の開催について
京都市では,お客様に市バスを快適に御利用いただくため,これまでからバス停留所の屋根やベンチの設置を進めるなど,バス待ち環境の改善に努めてきたところです。
この度,民間活力を導入した広告付きバス停留所の供用を開始するとともに,これを記念した完成式典を執り行いますので,お知らせします。
本事業は,民間事業者が広告パネル付きのバス停留所を設置し,事業者自らがその広告料収入をもって,設置した停留所の維持管理を行うというもので,京都市の費用負担が発生せずに停留所の整備促進を図ることができます。
供用開始
- 開始日
平成22年3月26日(金曜日)から順次,供用を開始します。
※ 供用は,建築確認検査の終了後となるため,当日の供用開始時間は未定です。 - 場 所
【新設】
○ 西大路四条(北行北側:1箇所)
○ 金閣寺道 (西行:1箇所)
○ 堀川蛸薬師(南行北側,南行南側:2箇所)
○ 烏丸松原 (北行:1箇所)
【更新】
○ 四条烏丸 (西行西側,西行東側,南行:3箇所)
○ 西大路四条(北行南側,南行:2箇所) - 広告スポンサー
三洋電機株式会社,株式会社わかさ生活
※ 広告物は4月5日(月曜日)以降の掲出を予定しており,今後,定期的に変更します。
完成式典
- 開催日時
平成22年4月5日(月曜日) 午前10時~午前10時30分 - 出席者
門川 大作(京都市長)
トマ ゲドロン(エムシードゥコー株式会社代表取締役社長 ※事業者) ほか - 内容及び場所
ア 市長挨拶・来賓挨拶 【社団法人京都産業会館 2階】
イ テープカット・除幕式 【四条烏丸バス停留所 西行】
今後の予定
今回供用を開始する広告付きバス停留所において,アンケート調査を実施し,お客様ニーズの把握に努めるとともに,利便性,デザイン性,安全性及び景観への影響等を総合的に検証したうえで,当面約400箇所の整備を目指します。
【参考】「広告付きバス停留所上屋整備事業」について
- 概 要
民間事業者が広告パネル付きのバス停留所を設置し,事業者自らがその広告料収入をもって,設置した停留所の維持管理を行う。
※京都市の費用負担が発生せずに,停留所の整備促進を図ることができます。
※広告料収入は京都市には入りません。 - 整備するバス停留所の特徴
(1)利用環境の向上
・屋根とベンチの設置を一体で行う
(2)まちの景観との調和
・京町家の千本格子等をイメージしたデザイン
・歴史的建造物周辺では広告を設置しない
(3)周辺の安全・安心への配慮
・照明設備を設置する - 事業者
(1)事業者の名称
・エムシードゥコー株式会社
(2)事業者の概要
・フランスのジェーシードゥコー株式会社と三菱商事株式会社との合弁会社として,平成12年10月24日に設立。
・資本金:4億6千万円
(3)事業者の特徴
・広告付きバス停留所の整備では,公営及び民間のバス事業者を含め30都市以上で1,000基以上の実績がある。
・親会社であるフランスのジェーシードゥコー株式会社は,世界的な注目を集める交通戦略であるパリ市の貸自転車制度「Vélib’(ベリブ)」を手掛けている。