中国が購入した旧ソ連空母「ヴァリャーグ」、年内に第一線就役へ―台湾メディア
5月13日7時23分配信 Record China
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10日付のシンガポールメディアは、中国海軍の軍事費が激増していると報じた。空母や弾道ミサイルなど中国の軍備増強が、アジア太平洋地域の軍事バランスを大きく変えつつある。写真はヴァリャーグ。 |
冷戦時代、沿岸警備隊を強化した程度の規模だった中国海軍は、装備の近代化や巨額の軍事予算を得て急速に力を増している。とくに注目されるのは、旧ソ連が崩壊し、ロシア海軍が所有を諦めた空母「ヴァリャーグ」。中国は紆余曲折を経て入手したこの空母の改修工事をすすめており、年内には空母の操船訓練を完了させ、第一線に配備する。2015年には自主開発した国産空母の進水も計画しているという。
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中国は東南アジア諸国や日本などとの間で海域や島嶼の領有権を争っており、その豊富な天然資源や漁業資源、重要航路を手中に収めたいという思惑から、制海権を確保するための海軍力は中国にとって大きな意味を持っている。
記事は、米ゲーツ国防長官の発言として、「中国の遠距離ミサイルやステルス艦によって、米海軍が西太平洋海域で保持してきた麗しき60年は終結する」とした見解も紹介している。(翻訳・編集/岡田)
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最終更新:5月13日7時23分
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