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2010年5月14日(金) 19:30 |
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魔法の水の水槽にシマアジ
陸上でのマグロの養殖を目指す岡山理科大学の山本准教授の研究については、イブニングニュースで度々お伝えしています。 マグロと同じ回遊魚のシマアジを高知から運び、大学の大型水槽で養殖しようという実験が14日から始まりました。
水槽を乗せたトラックが瀬戸大橋を渡ります。 夢の陸上でのマグロ養殖に繋がるある魚を受け取るため、四国へ向かう岡山理科大学の山本准教授です。 山本准教授は、海水魚と淡水魚が同じ水槽で生活できる好適環境水を使い、マグロの養殖を目指します。 今年3月にはマグロやシマアジなどの養殖を研究するための巨大水槽も完成しています。 岡山から約350キロ、高知県の足摺岬にも近い宿毛市です。 山本准教授は地元の水産会社の協力を得て、ふ化からおよそ3ヵ月、体長約9センチのシマアジを1500匹受け取りました。 回遊魚であるシマアジを陸上、しかも海水に頼らずに養殖しようというチャレンジは前例のないことです。 シマアジが岡山理科大学に到着しました。 マグロと同じ回遊魚で扱いが難しいと言われるシマアジですが、好適環境水で満たされた研究用の巨大水槽に入れると、海水と同じように群れを成して泳ぎ始めます。 まずは順調なスタートを切ったといえるシマアジの養殖です。 7月には最も大型の水槽を使い、マグロの本格的な養殖実験がいよいよ始まります。
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