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2010年5月14日(金) 19:30 |
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岡山県内企業各社の決算まとまる
企業の昨年度決算が発表されています。 日銀は岡山県内の景気を「持ち直し」に転じたと分析していますが、企業決算はまだまだ回復しているとは言えない状況です。
中国銀行の今年3月期決算は減収増益です。 企業の売上高にあたる経常収益は、貸し出し額の減少や株式売却益の減少などで去年より215億減らして1355億円でした。 しかし経常利益は183億円と増加しています。
トマト銀行は減収増益です。 企業の売上げに当たる経常収益は日銀金利引き下げの影響もあり前の年に比べ9・2%減り195億円となりました。 一方で経常利益は9億5000万円で前年比69.9%の大幅な増益となりました。 株式の運用が改善したことや、コストの削減により業績が改善しました。
はるやま商事は減収増益です。 消費不況の影響や、デフレによるスーツや礼服などの単価の下落などの影響で売上高は減少しました。 しかし不採算店舗や事業の撤退などが功を奏し、経常利益が黒字に転じました。
滝沢鉄工所の連結決算は減収減益です。 景気低迷の影響で、大口顧客の自動車・電機などの設備投資が依然として改善していないことが主な要因としています。 特にコスト削減を進めたにも関わらず、経常利益は2003年3月期以来、7期ぶりの赤字となりました。 しかし今年に入ってから、受注が回復しているため来期は増益を見込んでいます。
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