治療薬マニュアルで例えばハルシオンを開くと,一番上に
催眠・鎮静薬 > ベンゾジアゼピン系薬物 > 超短期作用型 > トリアゾラム《ハルシオン》 |
という薬効分類情報が表示される.しかし,この欄はコピーされないためEPWING化辞書にはこの薬効分類情報は入っていない.そこでこの薬効分類情報を追加する作業を以下に紹介する.
この作業を行うと下図のような薬効分類情報が追加され,リンクをクリックすると同系統の薬を一覧できるようになる.
なお動作はvol.16でしか確認していない.
↓薬効分類情報のリンクをクリックすると…
いままでの作業で作った DrugMan.txt
秀丸マクロ yaklist1.mac 及び yaklist2.mac 及び yaklist3.mac
エクセルファイル yaklist_convert.xls
今日の診療からyaklist.binファイルを適当なフォルダにコピーして秀丸で開く.(今日の診療プレミアム
vol.16 DVD-ROMでは DVDドライブ:\TD\mokuji\yaklist.bin (456.91KB) に存在している)
yaklist.binと同じフォルダにファイルが作成されるので,DVD-ROMからハードディスクに必ず移すこと.
秀丸で開く際,
日本語(Shift-JIS)で読み込み中に変換できなかった文字が〜
のようなダイアログが出ることがあるが気にせずキャンセルを選択.
秀丸マクロyaklist1.macを実行する.上手くいったら同じフォルダに yaklist_A.txt と yaklist_Excel.txt が出来ている.
後者のyaklist_Excel.txtを開き,全てを選択コピーして,yaklist_convert.xlsのA列1行に貼り付ける.
M〜T列をコピーして,秀丸の空の新規テキストファイルに貼付して,yaklist.binファイルと同じフォルダに適当に名前を付けて保存し,秀丸マクロyaklist2.macを実行.すると同じフォルダに yaklist_B.txt が出来ている.
3つのファイル DrugMan.txt と yaklist_A.txt と yaklist_B.txt を同じフォルダにおいて,DrugMan.txtを秀丸で開き,秀丸マクロyaklist3.macを実行する.数分かかる.
終了すると同じフォルダにDrugMan_yaklist.txtが出来ているので,このファイルを改めてDrugMan.txtとリネームして 500治療指針と治療薬マニュアルの間に薬剤リンクをつける場合 の手続き通りEBStudioでEPWING化辞書を作れば完成.