大相撲の東前頭2枚目、豊真将(29)=本名山本洋介、山口県出身、錣山部屋=が夏場所7日目の15日、「頸椎(けいつい)ねんざで2週間の安静加療を要す」との診断書を日本相撲協会に提出して休場した。場所前のけいこで負傷し、今場所は初日から全敗と元気がなかった。
師匠の錣山親方(元関脇寺尾)によれば2、3日前から痛みが増したという。同親方は「横綱、大関戦ばかりであいつらしくない相撲を取っていた。まだまだ先は長いから、治すなら徹底的に治さないと」と話した。
豊真将の休場は2008年秋場所以来2度目。7日目の対戦相手、若の里は不戦勝。今場所の十両以上の休場者は2人目となった。