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【サッカー】

ベッカム 心理コーチで南ア帯同

2010年5月15日 紙面から

 【ロンドン原田公樹】イングランド代表のカペッロ監督がMFデービッド・ベッカムに対し、6月11日に開幕するワールドカップ(W杯)南アフリカ大会へ帯同するよう正式オファーしたことが14日、分かった。ベッカムは「チームを助けるために働きたい。詳細はこれから詰めるが、うまくチームに加われることを期待している」と話し、オファーを受け入れる意向を示した。英国メディアによると、カペッロ監督はベッカムに対して他選手への精神面のアドバイザー役を期待しており、「心理コーチ」のような役回りになるという。

 またベッカムは同日、スイス・チューリヒの国際サッカー連盟(FIFA)本部で2018年W杯招致の詳細計画書「招致ブック」を提出。日本など9カ国・地域が招致を目指す2018年、22年大会の開催国は、今年12月のFIFA理事会で決定する。イングランドは世界的に知名度の高いベッカムを南アへ帯同させることで、招致活動をさらに優位に進めたいという考えが背景にあると見られる。

 ベッカムは3月に左足アキレスけんを断裂し、予備登録メンバーから外れていた。

 

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