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藤原竜也、英で大成功…天国へ熱演誓う

 迫真の決闘シーンを演じる武蔵役の藤原竜也(右)と、小次郎役の勝地涼=彩の国さいたま芸術劇場(撮影・田村亮介)
 迫真の決闘シーンを演じる武蔵役の藤原竜也(右)と、小次郎役の勝地涼=彩の国さいたま芸術劇場(撮影・田村亮介)

 4月に死去した作家・井上ひさしさん(享年75)作の舞台「ムサシ」(15日初日)の公開げいこが14日、埼玉・彩の国さいたま芸術劇場で行われ、宮本武蔵役の俳優・藤原竜也(28)らが参加した。今作は5日から8日まで英ロンドンで公演を行い、現地紙で絶賛される大成功を収めた。藤原は、佐々木小次郎役の勝地涼(23)とともに「唯一無二の素晴らしさ」(デイリー・テレグラフ)と評された。初日に28歳の誕生日を迎える若き武蔵は「(井上作品が)国境を越えて受け入れられた。ロンドンではいい評価を頂いたので、その熱を冷まさないよう思いをぶつけたい」と意気込んだ。

 昨年の初演時には初日や千秋楽を観劇し、焼き肉でキャスト陣をねぎらった井上さんはもういない。ロンドン公演千秋楽のカーテンコールで、井上さんの遺影を手に登場した藤原は「(舞台は)始まったばかり。(7月に公演する)ニューヨークも待ってるし、一つ一つステージを踏むだけ。(井上先生から)見守ってもらってると思う」と天国へ熱演を誓った。

 日本公演中は劇場ロビーに井上さんの遺影が飾られ、記帳台が設けられる。






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