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初対決!“妖精”浅尾、かおる姫に勝利

 あこがれの菅山かおる(右)と対戦した浅尾美和=新舞子マリンパーク
 あこがれの菅山かおる(右)と対戦した浅尾美和=新舞子マリンパーク

 「ビーチバレーJBVツアー大日本印章オープン・第1日」(14日、新舞子マリンパーク)

 “妖精”VS“姫”の初対決は、“妖精”に軍配が上がった。予選リーグB組で“妖精”浅尾美和(24)、草野歩(24)=ともにエスワン=組と“かおる姫”こと菅山かおる(31)、浦田景子(32)=ともにWINDS=組が対戦し、激闘の末に浅草ペアが勝利した。第2戦も勝って、決勝トーナメント(T)進出に王手をかけた。菅山組はこの日2連敗した。

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 壮絶な打撃音とともに、サングラスがはじけ飛んだ。草野の容赦ない豪打が“かおる姫”の端正な顔面を強襲。それでも草野は「そこにいるのが悪い」。浅尾も「そう。強気で」と同調した。“顔面破壊スパイク”で第2セット9‐6。勢いに乗って逆転勝利につなげた。

 菅山のビーチ転向から1年。公式戦で初めて“妖精”対“姫”が実現した。感想を問われた浅尾は「自分のことでいっぱいいっぱい。相手のことが見られなかった。イマイチですね」と話した。

 第1セットは終盤の4連続失点で落とした。浅尾は「新しい作戦を試して、訳わかんなくなっちゃった」と明かす。大胆にも実戦で新戦法をテストし、軌道修正しての勝利。「ヒヤヒヤ?じゃなくて余裕があった。成長だと思う」と、強さをアピールした。

 草野が9本のサービスエースを決め、浅尾も要所でブロックやスパイクを披露。浅草ペアがかみ合ってきた。

(2010年5月15日)
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