フグ中毒患者の発生について

平成22年 (2010年) 5月 7日

次のとおり山口市内で、フグの自家調理による食中毒が発生しました。

1 探知

5月6日(木曜日)、12時30分、患者を診察した山口市内の医療機関から山口健康祉センターに連絡があった。


2 発生日時

5月6日(木曜日)9時30分頃


3 発生場所

患者の自宅


4 喫食者(患者)の状況

1人(50歳代男性)


5 症状

口唇及び手足の痺れ、呼吸困難

(5月7日(金曜日)16時現在入院中。快方に向かっている。)


6 調理・喫食から発症までの経過

5月6日(木曜日)、6時00分頃、患者が自宅で調理したフグの煮付けを喫食

9時30分頃、口唇等の痺れを発症し、医療機関を受診

(その後、別の医療機関へ緊急搬送)


7 原因食品

患者自らが調理したフグの煮付け(フグの種類は調査中)


8 病因物質

フグ毒(テトロドトキシン)


9 フグの入手状況

患者が釣って、冷凍保存していたもの


《参考》

山口県内のフグ中毒発生状況(下関市を含む)
区   分発生件数 (患者数)
平成21年3件     (3人)
平成22年(本件を含む)2件     (2人)

県では、フグ中毒の発生を防止するため、次のことを呼びかけています。併せて報道してくださるようお願いします。

1) フグの「肝臓」や「卵巣」は有毒です。また、フグの種類によっては「筋肉」  「精巣」や「皮」等が有毒な場合があります。

2) フグの自家調理は、たいへん危険ですので絶対に行わないでください。


 


お問い合わせ先

生活衛生課
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