食中毒事件の発生について
2010年4月20日/生活衛生課
ふぐを原因とする食中毒が発生しました
平成22年4月20日(火曜日)12時40分頃、倉敷市内の医療機関から備中保健所井笠支所へ「ふぐを家庭で調理して食べた後に、食中毒症状を呈している者を診察した」との通報がありました。
岡山県備中保健所が調査したところ、患者は4月17日(土曜日)の昼食として、自宅で調理したふぐを食べた後、口唇のしびれなどの症状を訴え、受診し念のため入院していたことが判明しました。
注意していただきたいこと
- ふぐ中毒は、麻痺による呼吸困難を起こし、致死率が極めて高いことが特徴です。
- ふぐ中毒の原因物質であるテトロドトキシンは、ふぐの肝臓や卵巣などの内臓、ふぐの種類によっては皮、筋肉にも含まれ、調理による加熱でも分解されず、無毒になることはありません。
- ふぐの毒性は、ふぐの種類や部位(臓器等)、漁獲海域により大きく異なるほか、季節によって毒性が著しく変化し、無毒のものが有毒になることもあります。
- 過去にも、素人がふぐを処理した際、有毒部位の除去が完全でなかったため、ふぐ中毒が起きた事例があります。
ふぐの素人調理は大変危険ですので、絶対に行わないようにしてください。
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