内山「ＫＯ勝ち」山川豊が断言…ＷＢＡ世界Ｓフェザー級

ジムの特別コーチでもある演歌歌手・山川豊（左）の激励を受けた内山

　◆報知新聞社後援　プロボクシングＷＢＡ世界スーパーフェザー級タイトルマッチ　王者・内山高志─同級１３位アンヘル・グラナドス（１７日、埼玉・さいたまコミュニティアリーナ）　王者・内山高志が１３日、東京・品川区のワタナベジムで初防衛戦に向け、最終調整。プロボクサーとしてのライセンスを持っていた演歌歌手の山川豊（５１）が激励に訪れ、「ジャブの後にボディーが入れば終盤でＫＯできる」と太鼓判を押した。

　内山がミット打ち５ラウンドを終えると、山川は思わず拍手。１月の王座奪取時も試合４日前に見学に訪れたが、「前回よりも数段いい」とうなった。山川は既に芸能界入りしていた２５年前からワタナベジムに通い始め、現在はジムの「特別コーチ」の肩書でセコンドライセンスを所持している。内山の試合はすべて観戦しており、「自分に厳しい。苦しい時も表情に出さない」と演歌ばりの男らしさが魅力の王者を絶賛した。山川の激励に笑顔を見せた内山。１時間半近い、熱のこもった練習にも「みっちりと動けるのは順調の証し」と手応えを示していた。