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◆大相撲夏場所5日目 ○把瑠都(寄り切り)豊ノ島●(13日・両国国技館) 新大関・把瑠都が東前頭筆頭の豊ノ島を寄り切り、5連勝を飾った。この日は横綱審議委員会の本場所総見だったが、鶴田卓彦委員長は「今場所で優勝はもちろん、準優勝でも来場所は横綱の話題になる」と早くも綱取りへの期待を明言。史上最速となる大関2場所での横綱昇進へ、エストニアの怪物が勢いを加速させる。序盤を終え、全勝は把瑠都と横綱・白鵬、平幕で阿覧と霜鳳の4人となった。
盤石の相撲だ。立ち合い直後、把瑠都が豊ノ島の肩越しに右上手をつかむと、左でおっつけて一気に寄り切り。会心の勝利に「昨日(12日)の夜からずっと考えてた。狙ったとおりだね」と満面の笑みを浮かべた。
危なげない相撲で5連勝スタート。取組を見守った横審の鶴田委員長は「強さが安定している。この勢いで優勝したら、来場所は綱取りになる。準優勝でもそうなる」と絶賛した。平成になってからの横綱は、すべて大関で2場所連続優勝して昇進。鶴田委員長が最近の例を覆す発言をするほど、新大関が安定した強さを見せている。
11日には日本の両親に恩返しをした。エストニアで相撲を教え、来日に尽力した倉園一雄さん、真帆さん夫妻にルイ・ヴィトンのネクタイと、イニシャルが入ったキーホルダーを送った。把瑠都は現在、鹿児島在住の倉園夫妻に「大関になったらプレゼントしようと決めていたんだ」と話したという。「感無量で言葉も出なくて…。2人で泣いちゃいました」と真帆さん。初優勝というプレゼントは、さらなる恩返しになる。
場所前には行事が目白押しで「疲れがたまっている」と話すが、疲労回復作用のあるタウリンを多く含むアサリのみそ汁を飲んだり、睡眠時間を十分にとることで対処している。絶好調にも「ホッとするのはまだ先」と気を引き締めた。エストニアの怪物が、58年の年6場所制以降で最短となる大関2場所での横綱昇進へ突き進む。
(2010年5月14日06時01分 スポーツ報知)
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