千葉県警が押収した仮面ライダーのマスクの複製品=銚子署
仮面ライダーキバの模造マスクをネットオークションに出品、販売したとして、千葉県警生活経済課などは13日、著作権法違反(侵害行為)の疑いで、同県銚子市東芝町10の12、会社員大沢憲司容疑者(33)を逮捕した。
逮捕容疑は昨年12月14日ごろ、キバのプラスチック製マスク1個を模造品と知りながらネットオークションに出品し、仙台市の男性に約1万5千円で販売、著作権を侵害した疑い。
マスクは国内では製造されておらず、大沢容疑者は「タイから輸入し、昨年1年間で約400個を販売した」と供述。動機には「仮面ライダーは人気があり、売れると思った。遊ぶ金が欲しかった」と話しているという。県警は、約2年前から計約1千万円を売り上げたとみて、裏付け捜査を進めている。