芸能界きってのプレーボーイとして名をはせた俳優・火野正平(60)が13日、都内で歌手として26年ぶりのライブを開催。昨年の石原真理に続き、先日女優・青田典子との熱愛が発覚した安全地帯の玉置浩二を「平成の火野正平」と命名し、自らの後継者に指名する一幕があった。芸能界では数々の“候補者”の名前が挙がっていたが、浮名の流しっぷりについて、本人が「玉置さんには負ける」と敗北を認めたことで、襲名は確実とみられている。
◇ ◇
「平成の火野正平」の“称号”は、次から次へと女性との熱愛が報じられるタレントに、週刊誌などでこの代名詞が使われた。これまでDA PUMPのISSAや歌舞伎俳優・中村獅童、市川海老蔵、ロンドンブーツ1号2号の田村淳らに使われたが、当の火野はこんな表現を見るたび「オレはまだ生きている」と不満だったという。
玉置とは一度も会ったことがないが「玉置さんには負けるよ」と、今回は屈服した様子だ。
玉置は一般女性、女優・薬師丸ひろ子、そしてキーボード奏者の安藤さと子と、3度の結婚・離婚歴がある。昨年2月には女優・石原真理との復活愛があったと思えば、ドロドロに破局し、最近は女優・青田典子との復活愛が発覚した。妻子を持ちながら多くの浮名を流した火野の経歴と照らし合わせても、そん色ない女性遍歴があるのだ。
火野は「玉置さんには頑張ってほしい。オレは何もないよ。女の子はとっくに卒業。今は伝書鳩…」とエールを送る一方、「たまに帰る家を間違えるけどね」とも話し、さりげなく“現役”をアピールしていた。
この日は歌手として26年ぶりとなるライブ。新曲「今年の薔薇」など15曲を楽しそうに熱唱した。歌の方でも玉置をちゃんと認めており、最新アルバム「ウーマン達への子守歌」にカバー収録した玉置の楽曲「メロディー」もライブで披露した。