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グラナドスが異例“公開計量”万全アピール

 公開練習で計量を行ったグラナドス=東京・五反田のワタナベジム
 公開練習で計量を行ったグラナドス=東京・五反田のワタナベジム

 「WBA世界Sフェザー級タイトルマッチ」(17日、さいたまコミュニティーアリーナ)

 挑戦者アンヘル・グラナドス(ベネズエラ)が12日、東京・五反田のワタナベジムで公開練習を行い、練習後、異例の“公開計量”を行った。約1時間、軽く汗を流したグラナドスが練習後、報道陣と王者・内山高志(ワタナベ)陣営の前で体重計に乗った。体重はリミットの58・9キロまで、わずか600グラムの59・5キロ。5日後に試合を控え、余裕の公開計量で万全をアピールした。

 さらに計量だけでなく、渡辺均会長(60)の要望に応え、リーチの測量を許可。渡辺会長自らメジャーで測り、リーチは内山の179センチを5センチ上回る184センチだった。敵陣営に“出血大サービス”したグラナドスは「体調は万全。私は色々なボクシングができる。どのパンチが決まるかは試合の日に分かる。夢は世界チャンピオンだ」と自信満々だった。

(2010年5月15日)
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