女子バレー史上4人目の15歳で全日本入りした宮下遥=都内
バレーボールの女子日本代表が13日、都内での強化合宿を公開し、期待の宮下遥(岡山シーガルズ)が初めて代表ユニホーム姿を披露した。狩野舞子(久光製薬)以来となる史上4人目の15歳代表は「勉強して新しいことにチャレンジしたい」と、目を輝かせた。
「空中に上がっている時間が長く、一瞬止まる」(真鍋代表監督)という“魔法のトス”が武器。同じく15歳で代表となった中田久美の再来、ポスト竹下の期待もかかる。宮下はスピードスケートの高木美帆、フィギュアスケートの村上佳菜子と同じ学年。「同年代が国際舞台で活躍するのはうれしい」と、世界へ思いをはせた。
また、4年ぶりに代表復帰した山本(旧姓大友)愛(28)=JT=は「ロンドン五輪の時に小学生になる娘に、自分の姿を見せたい」と話した。
(2010年5月13日)