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【芸能・社会】

堀北真希 舞台初出演で初主演 11月に「ジャンヌ・ダルク」

2010年5月14日 紙面から

 女優の堀北真希(21)が初舞台&初主演に挑戦することが13日、決まった。

 出演するのは、11月から東京・赤坂ACTシアターで上演される「ジャンヌ・ダルク」(11月30日〜12月19日)。堀北はフランスの救世主として歴史に登場した伝説のヒロイン、ジャンヌ・ダルクを演じる。

 ドラマ、映画での活躍に続き、舞台という新たなフィールドに挑む堀北は「初めての舞台でやはり緊張しています。初めてで要領などもわからないので、お客さんに伝えたいことを思いっきりぶつけたい」と意気込んでいる。

 舞台は国家、人間、宗教など、さまざまな壁に翻弄(ほんろう)された悲劇のヒロインの知られざる真実にスポットをあてながら、ジャンヌの人間像に迫る。演出は繊細な人間ドラマで定評がある白井晃氏(52)が担当。脚本は劇団☆新感線の座付き作家中島かずき氏(50)が手掛ける。

 主演に堀北を起用した公演プロデューサーは「ジャンヌ・ダルクは17歳の農家の娘が強い意志を持って、フランスの救世主となった。ジャンヌを演じるのはナイーブでしんの強い、壁の力を突き抜ける力があるイメージを持つ堀北さんしかいないと思った。堀北さんのキュートな目が劇中のジャンヌと同様に雄々しくなっていく姿に期待したい」と話している。

 鮮烈に生き、19歳でこの世を去ったヒロイン役に、堀北は「ジャンヌの活躍はとても興味深いです。たくさん勉強して役作りに生かしたいと思います。1人でも多くの方に私の新たなチャレンジを見守っていただけるとうれしい」と熱演を誓っている。共演にシャルル7世役の伊藤英明(34)ら。

 

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