スペースシャトル「アトランティス号」は、米国東部夏時間2010年5月14日午後2時20分(日本時間5月15日午前3時20分)に、NASAケネディ宇宙センター(KSC)から打ち上げられました。アトランティス号の打上げは今回で32回目、スペースシャトルの打上げとしては、132回目となりました。
軌道到達後には、ペイロードベイ(貨物室)ドアの開放やKuバンドアンテナ展開、スペースシャトルのロボットアーム(Shuttle Remote Manipulator System: SRMS)の起動、ロシアの小型研究モジュール1(Mini-Research Module 1: MRM1)の起動などが行われました。
飛行2日目には、SRMSを使用した機体の損傷点検や、飛行3日目の国際宇宙ステーション(ISS)へのドッキングに向けた準備などが行われる予定です。
STS-132ミッション/国際宇宙ステーション(ISS)組立ミッション(ULF4)は、スペースシャトル「アトランティス号」によるISSの利用補給フライトであり、スペースシャトルによるISSの組立・補給フライトとしては34回目のフライトです。
STS-132ミッションでは、ロシアの小型研究モジュール1(Mini-Research Module 1: MRM1)、補給物資、曝露機器などを運搬します。
項目 | 計画 |
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打上げ日(予定) | 2010年5月14日午後2時20分(米国東部夏時間) 2010年5月15日午前3時20分(日本時間) |
打上げ場所 | NASAケネディ宇宙センター(KSC) 39A発射台 |
ISSとの結合予定日時 | 2010年05月16日午前9時27分(米国中部夏時間) 2010年05月16日午後11時27分(日本時間) |
ISSからの分離予定日時 | 2010年05月23日午前10時20分(米国中部夏時間) 2010年05月24日午前0時20分(日本時間) |
飛行期間 | 約12日間 |
搭乗員 | スペースシャトルクルー6名 |
オービタ | アトランティス号(32回目の飛行)(スペースシャトル通算132回目の飛行) |
軌道高度 | 軌道投入高度:約226km、ドッキング高度:約354km |
軌道傾斜角 | 51.6度 |
帰還日(予定) | 2010年05月26日午前8時44分(米国東部夏時間) 2010年05月26日午後9時44分(日本時間) |
帰還場所 | NASAケネディ宇宙センター(KSC) |
主な搭載物 | ロシアの小型研究モジュール1(MRM1)、曝露機器輸送用キャリア(ICC-VLD)、補給物資、曝露機器など |
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