NHKアーカイブス
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平成21年度の放送
放送:平成22年5月9日(日) 午後1時35分〜2時55分(80分)
♪ 波をちゃぷちゃぷちゃぷちゃぷかきわけて 雲をすいすいすいすい追い抜いて
  ひょうたん島はどこへ行く ボクらを乗せてどこへ行く

ついつい口ずさんでしまうこのメロディ。人形劇「ひょっこりひょうたん島」は、昭和39年の放送開始以来、子どもから大人まで幅広い層の人気を集めてきた。最高視聴率は37.5%。大海原を漂流する「ひょうたん島」に偶然乗り合わせた住人たちが繰り広げる奇想天外な物語は、今も多くの人の心に焼き付いている。
そんな作品を生み出した井上ひさしさんが、4月9日に肺ガンのため亡くなった。
あの名作を今一度味わうとともに、井上さん自身が「ひょっこりひょうたん島」について語ったインタビューを紹介。改めて「ひょっこりひょうたん島」の魅力に迫る。




ゲスト:須田輪太郎さん(人形劇作家)、萩尾みどりさん(女優)
キャスター:桜井洋子アナウンサー

■ひょっこりひょうたん島「火事2」 1966年6月14日放送
地下に王国を作っていたボスケ王たちの焚く火のために、トラヒゲデパートから煙が出る。ボスケ王の存在を知らないトラヒゲは火事と思いこみ大騒ぎ。島民たちが消火に駆り出され、出たり消えたりする煙に振り回される。

■ひょっこりひょうたん島「魔女リカの巻 4」 1966年5月2日放送
魔女リカによってオウムに変えられてしまった博士を人間の姿に戻すために、ダンディは魔女リカの魔法の計算機を盗み出した。そして巻き起こった島民と魔女リカとの決戦。様々な術を使って島民たちをかく乱する魔女リカとの戦いの結末は・・・


■NHKアーカイブス 2003年6月8日放送
「人間の仕事っていうのは、生活っていうのは、とにかく誰かと一緒に生きなきゃいけないっていう・・・ その時に俺は正しいとか、だからお前は抜けろって言うようなことは一切言ってはいけないというのも、このひょうたん島の大きなルールの一つだと思いますね」
井上さんが「ひょっこりひょうたん島」に込めた思いを語った貴重なインタビュー。

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