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都知事を4期16年、鈴木俊一さん死去 99歳

2010年5月14日23時42分

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写真鈴木俊一さん

 東京都知事を1979年から4期16年務め、都庁舎の新宿移転やお台場など臨海開発を手がけた鈴木俊一(すずき・しゅんいち)さんが14日、死去した。99歳だった。

 1910年生まれ。東大卒で33年に旧内務省に入り、現在の地方自治制度の骨格づくりに携わった。内閣官房副長官などを経て都副知事を8年務め、64年の東京五輪を手がけた。

 68歳で美濃部亮吉氏の後の都知事に当選。約3年で都財政の赤字を解消した。3期目に臨海副都心計画に着手。91年4月には都庁舎を千代田区丸の内から新宿区に移した。

 4期目の選挙では、自民党が分裂。党都連が推した鈴木さんが、党本部擁立の磯村尚徳氏を大差で破った。知事引退後も東京国際交流財団会長を務めたが、退職後は公職から退いていた。

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