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宮崎の口蹄疫、乳牛2頭が新たに感染の疑い

 宮崎県は29日、同県川南町の酪農家が飼育する乳牛が家畜伝染病「口蹄疫(こうていえき)」に感染した疑いがあると発表した。県はこの酪農家が飼育する乳牛計50頭を薬殺処分する。

 県によると、酪農家が28日、口蹄疫に似た症状の牛がいると宮崎家畜保健衛生所(宮崎市)に通報。立ち入り検査をした獣医師が、鼻に軽い潰瘍(かいよう)などの症状があった4頭から検体を採取し、動物衛生研究所国際重要伝染病研究チーム(東京都小平市)で遺伝子検査した結果、2頭が陽性だった。

 同県では今月に入り、今回のものも含め、11軒の農場・施設から口蹄疫と断定されたり、感染の疑いがあると判断されたりした牛が見つかっている。

 今回、疑いのある牛が見つかった農家は、20日に1例目が確認された同県都農(つの)町の農家から南東に3・4キロ、2例目の川南町の農家から北東に400メートル離れている。

2010年4月29日  読売新聞)
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