農作業日記
援農ボランティアを前に準備整う
明日からの2日間東京や山形・福島などから合計18名ほどの人が農業のボランティアに参加してくれることになりました。本日はその準備の為にてんてこ舞いでした。
何せ皆さんに食べて頂くご飯だけでも大変な量です。まさかスーパーの弁当という訳にもいきません。我が家では稲作もやっており、やはり自分の家のおコメを炊いて食べて頂きたいと思いました。
蔵の中に仕舞いこんであった蒸し釜を30年以上ぶりに出してみました。昔は田植えなどで大人数が泊りがけでやってきました。
その頃はこの蒸し釜でコメを炊いたものです。この釜で炊いたご飯はまた格別の味がしました。
この蒸し釜があることを思い出して外に出して見ました。勿論鉄製の釜も一緒です。最近このような鉄の釜は見なくなりました。
私も余りにも大昔のことなので、どうやったらおコメを炊くのか忘れてしまってましたが、そこは85歳になる母親が覚えていました。
実はこの蒸し釜は炭で炊きます。上の口から勢いよく蒸気が出たときに、ふたをして後はじっくりとご飯が蒸していくのを待つというわけです。
皆様に喜んでいただける美味しいご飯が果たして炊けるのか?昔の懐かしいあの味が又味わうことが出来るのか。とても楽しみにしています。
昔はこの蒸し釜で炊けたご飯を皆さんが並んで、順番に釜から茶碗によそって食べたものです。おかずは漬物だけであったような気がします。それだけご飯が美味しかったのかも知れませんね。
(追記 おかずが漬物だけというのは間違いでした。ケンチン汁と煮物もあったそうです。今母に聞きました。)
ただ、今の電機炊飯器などもこの原理を利用して作られているわけですから、現代の機器の方が今では上回っているのかも知れません。あの時代であったからこそ、美味しかったのか?
明日はその結果が出ることになります。よくご飯は水も関係あると言いますが、我が家は水道水でなく井戸水です。井戸水で炊くご飯の味を堪能して頂けたらと思います。
リンゴの花もすっかり落ちました。花粉交配用の蜂も業者が持ち帰ったので、蜂は全く目にしませんでした。
よく初めての人は脚立に上がっているときに、蜂が頭の周りを飛んで気になってたまに落っこちる人もいますが、その心配はありません。
福島はまだまだ寒さが残っています。薄手のジャンパーは絶対必要だと思います。先ほど参加者にはその旨をメールでお伝えしましたが、暖かい格好で来て頂きたいと思います。
今年は全国的に寒さが残る天候不順が続いているので、特に岩手・青森のリンゴ栽培農家は心配していると聞きました。
我が家のリンゴを今日見ましたが、真ん中の中心花はしっかりと実を結び始めていました。それほど天候不順の影響は受けていないようです。その点だけは安心しております。
宿泊していただく旅館も今日見に行ってきました。事務所開きは準備不足なので今回は延期するかもしれません。ただ事務所には皆様をご案内したいと思います。
左が今年3月21日にジャガイモの種芋を播いた時の写真です。(http://blog.livedoor.jp/the_radical_right/archives/
52455094.html ) それが今日はもうこのように芽を出して葉がスクスクと伸びていました。
今日は雑草を削って周りの土を寄せる作業を行ないました。農業は毎日毎日が変化です。それが楽しみになったときに、本当の意味での農業人としての喜びを感じることになるのです。
お知らせ リンゴジュースとジャムの販売について
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