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ブラック会社に勤めていたんだがよしだはもう限界だった。~面接編~

2010年01月31日(日) 21時55分54秒 Theme: ブラック会社 posted by ai-project
私はよしだ。SEだ。インフラ系の仕事をしている。
インフラというと、プログラミングをしてソフトを作ったりというよりは、そういう人達の環境を整備する。そういう仕事だ。サーバを構築したり、ネットワークの設計をしたり。
そういうのを生業としている。
まかりなりにも情報工学科を卒業しているし、IT系の機械を触るのは大好きだ。


新卒時は営業職を選択し、それなりの成績も上げていた。飛び込み営業もしていたし、成績もよかった。
だから僕は、辛い環境での仕事、いわゆる多少ブラックでも気にならない位に成長していたと思っていた。

その後、フリーエンジニアとして働くようになってから、自由気ままにやっていたものの、
そろそろ社員という肩書きも悪くないかな。と思い、とあるオンラインゲーム会社の面接を受けてみた。

面接はあっさりだった。
人事のスキルがかなり低い。あっさりと社長面接まで進む。

すぐに社長が呼ばれ、出てきたのは。。。

ヤクザ?

今時、そこまで胸をはだけるのは、石田純一でも郷ひろみでもやらない。

そしてその首にはゴールドのチェーンネックレス。

多分、あれはブルガリの香水。これがまたくさい。

まかりなりにも、上場企業の子会社だと言うのに、なんだこの社長さんは。

話し方も随分と偉そうだ。

ガラが悪い。

それが第一印象だ。(´ε`;)ウーン…まぁ羽振りは悪くなさそうだし。

でも同じO型の臭いもするし。

まぁアレだ。御社がインフラSEを求める理由なんかを一通りヒアリングして、それに対する方法を知っているという方向に持っていこう。

こいつは明らかにシステムに関しては無知に近い。多分営業肌だろう。

そう思ったよしだは、彼の気に入りそうな清楚系女子を演じて、意外にも高度な知識を持っているかのように振舞った。

ぶっちゃけ、僕はそんなにlinux系には強くないし、どっちかというとネットワーク系だ。

サーバに関してはOSにこだわりも無ければWindowsServerでサーバを作ってしまえばいいだろう。

まぁそんなこんなで、「一通り理解しました!私は御社のシステムを改善することができます^^」

とさわやかに言う。

内定は次の日に出た。

続く。
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