小沢ガールを突き飛ばした 甘利元大臣謝罪なし
【政治・経済】
2010年05月13日 掲載
政治家以前に社会人失格
田中慶秋委員長が小泉進次郎衆院議員の質疑を打ち切ったことで混乱し、議場が騒然とした中での出来事だ。
三宅は衆議院の医務室に直行。右顔面打撲、右ひざ打撲と診断され、車椅子で議員会館の部屋に戻った。日刊ゲンダイ本紙記者が訪ねると、腫れた右頬にタオルを当て、茫然自失でソファに横たわっていた。
「甘利さんがわざと押したのか、そうじゃないのかは分かりません。結果的に押されて、転倒し、けがをした。医務室に行って診断書を書いてもらいましたが、ボーッとしちゃって、何がなんだか分からなかった。現場では同僚議員がひどいじゃないかと詰め寄ってくれましたが、甘利さんは謝ろうともせず、手も貸してくれなかった。事務所にも電話1本かかってきません」
大臣経験者の甘利が何を興奮していたのか。頭に血が上っていたのだろうが、これじゃあ、政治家以前に社会人失格だ。