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正面衝突19年、信楽高原鉄道とJR西の社長出席し法要
滋賀県信楽町(現・甲賀市)で平成3年、第三セクターの信楽高原鉄道(SKR)とJR西日本の列車が正面衝突し、42人が死亡、600人以上が負傷した事故は14日、発生から丸19年を迎えた。事故現場近くの慰霊碑前では同日午前、追悼法要が営まれた。
法要には、遺族のほか、SKRの今井恵之助社長やJR西の佐々木隆之社長らが参列。参列者全員で黙祷(もくとう)をささげた後、慰霊碑に献花や焼香をするなどして、犠牲者の冥福(めいふく)を祈った。
遺族を代表し、事故で妻=当時(53)=を亡くした吉崎俊三さん(76)が「遺族にとってあの悲惨な事故は何年たっても脳裏から離れない。犠牲者の方はどうか安らかにお眠りください」と述べた。